第2回「父親が子育てしやすい会社」アンケート結果
今週末は父の日ですね。我が家では、「夢見る力」をプレゼント。私も、ちょっぴり頂きました。
さて、ファザーリング・ジャパンと第一生命経済研究所が実施した、第2回「父親が子育てしやすい会社」アンケート結果が、6月11日に公開されました。総合部門トップ10にランクインしたのは、下記の会社です。
◆父親が子育てしやすい会社 トップ10(総合部門)
- 株式会社日立製作所
- 松下電器産業株式会社
- 株式会社NTTデータ
- 旭化成株式会社
- ニフティ株式会社
- マブチモーター株式会社
- 株式会社安川電機
- 沖電気工業株式会社
- 日産自動車株式会社
- 豊田通商株式会社
出典: 第2回父親が子育てしやすい会社アンケート 主要結果(PDFファイル)
2年連続第1位に輝いたのは、株式会社日立製作所 社内で父親教室を開催しているのだそうです。どんな内容なのか、見てみたいなぁ。上記10社のうち、ニフティ株式会社とマブチモーター株式会社は、中堅・中小企業部門の、第1位と第2位なのだそうです。
気になったのは、昨年の第1回アンケート結果と比較すると、トップ10がガラリと変わったこと。総合得点を見てみると、今年度トップ10にランクインした企業の得点が高かったからかも。
アンケート結果の「総括」の中で、第一生命経済研究所主任研究員の松田茂樹さんが、以下のように書いていらっしゃいます。
第1回と比較すると、今回調査では父親たちの就労環境、子育て環境が向上しています。例えば、ノー残業デーや在宅勤務を行う企業は増え、配偶者出産休暇の制度も充実しています。育児休業を取得した男性がいる企業の割合も増加しました。中でも注目されるのは、<在宅勤務>の広がりです。その動向が今後注目されます。
政府のe-Japan戦略では、「2010年までにテレワーカーが就業者人口の2割となることを目指す」という目標が掲げられています。2010年まであとちょっと。在宅勤務、本当に2割まで伸びるのか、その広がりには私も注目しています。
詳しくは、下記URLにアクセスしてみてくださいね。
◆仕事と生活の調和推進モデル事業の参加企業からは、2社がランクイン
ところで、今年4月、厚生労働省は、「仕事と生活の調和推進モデル事業」をスタートしました。社会的影響力を持つ企業が、このモデル事業の参加企業10社(下記)に選ばれています。
- 鹿島建設株式会社
- キヤノン株式会社
- 住友商事株式会社
- 全日本空輸株式会社
- 株式会社大和証券グループ本社
- 株式会社高島屋
- 株式会社電通
- 日産自動車株式会社
- 株式会社日立製作所
- 三井化学株式会社
出典: 厚生労働省:「仕事と生活の調和推進モデル事業」の参加企業10社を決定(2008年04月11日)
この10社のうち、今回公開された「父親が子育てしやすい会社」アンケートに何社が参加していたのは不明ですが、総合部門ではモデル企業のうち2社が含まれています。
大変かもしれませんが、モデル企業でのワーク・ライフ・バランスの推進を頑張ってほしいです。特に、同じ業界の企業に与える影響は、大きいと思いますので。
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関連情報へのリンク:
- 首相官邸 - e-Japan戦略II(概要)
政府の目標は、ここで確認できます。 - 厚生労働省:「仕事と生活の調和推進モデル事業」の参加企業10社を決定(2008年04月11日)
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