『「仕事と生活の調和」実現度指標』が内閣府から公表
『「仕事と生活の調和」実現度指標』が、公表されました。
「仕事と生活の調和」実現度指標は、以下のように、個人の実現度指標と環境整備指標の二つから成ります。
- 個人の実現度指標
「Ⅰ.仕事・働き方」「Ⅱ.家庭生活」「Ⅲ.地域・社会活動」「Ⅳ.学習や趣味・娯楽等」「Ⅴ.健康・休養」の5分野で構成。 - 環境整備指標
一つの指標。分野に分かれていない。
この指標は、内閣府の男女共同参画会議「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会」から公表されたもの。ワーク・ライフ・バランスの実現度を、数値で表しているなんて今まであったかしら?ちょっと見てみました。
このうち、個人の実現度指標の遷移を、2002年を100として表したのが以下のグラフ。
グラフの出典:
「仕事と生活の調和」実現度指標について(PDFファイル)(P.3)
「Ⅰ.仕事・働き方」「Ⅱ.家庭生活」は、右上がり。
「Ⅲ.地域・社会活動」は、思いっきり右下がり。
「仕事・働き方」は、2000 年までは緩やかな上昇にとどまっていたが、2001 年以降は、育児休業制度の利用者の増加等を背景とした働き方の柔軟性の高まりや、待遇面での公平性の進展がみられたことから上昇している。また、「家庭生活」は、男性の家事・育児等への関わりが増加したことから2000 年以降上昇している。
他方、「地域・社会活動」は2002 年まではほぼ横ばいで推移していたが、その後、交際・つきあいが希薄になっていることを反映して低下している。
引用元:「仕事と生活の調和」実現度指標について(PDFファイル)
企業と男性の皆様の頑張りが
きちんと指標に表れているなんて!
この指標、なかなか興味深いです。
後で、もうちょっと深く読んでみたいと思います。
関連情報へのリンク:
- 「仕事と生活の調和」実現度指標
内閣府 - 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会(2008年03月25日)
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