「少子化対策を考える国際シンポジウム」は3月13日開催
「少子化対策を考える国際シンポジウム」が開催されるそうです。パネルディスカッションのテーマは、「ワーク・ライフ・バランス」と「子育て支援」。
日 時: 平成20年3月13日(木)13時30分から
場 所: 日本学術会議講堂
(東京メトロ千代田線乃木坂駅徒歩1分)
参加国: 英国、ドイツ、韓国、日本の
少子化に取り組む政府関係者
個人での参加もOK。託児もあるようです。
定員 250名、参加無料とのこと。
詳細は、下記リンクからたどってみてくださいね。
→ 内閣府 - 「少子化対策を考える国際シンポジウム」開催のお知らせ
今年は、英国とドイツと韓国の少子化対策に取り組む政府関係者が参加するとのこと。このうち、韓国とドイツは、日本と同じような傾向がみられたはず。たとえば、下記の調査結果では、『ワーク・ライフ・バランスについて「うまくとれている」という回答の割合が低かったり、「全く満足していない」という回答の割合が高い国』の上位に、この3国が入っています。1位が韓国、3位が日本、4位がドイツというように。
仕事と家庭の調和(ワーク・ライフ・バランス)に不満を持つ人の割合は世界24カ国のうちで日本が1番多く、それに対する改善を試みたことがない人の割合は同じく2位、それが少子化にも反映している可能性が高い――調査により、こんな結果が明らかになった。
スミスと同社が所属する世界30カ国の調査会社による組織、インターナショナル・リサーチ・インスティチューツ(iris)による世界24カ国1万4千人を対象にした「仕事と家庭の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する世界意識調査」の結果。
調査結果によると、ワーク・ライフ・バランスについて「うまくとれている」という回答の割合が低かったり、「全く満足していない」という回答の割合が高い国は、日本、韓国、ギリシア、ポーランド、ドイツ、ロシア、スペインなど。これらは合計特殊出生率が1.3以下で少子化の傾向がある国々だ。
引用元: ITmedia Biz.ID:「ワーク・ライフ・バランスに不満」日本が1位、少子化にも反映か(2007年01月16日)
また、ドイツは、「母親になるのに最も適した国」の第10位。北欧諸国に続いてランクインしている国です。
どんなパネルディスカッションになるんでしょうね。
このブログの関連記事(国際調査関連):
- 母親になるのに最も適した国(2007年05月06日)
- 「学習基本調査・国際6都市調査」(2007年10月06日)
- 男女平等指数、日本は91位に後退(2007年11月13日)
- 「家庭教育に関する国際比較調査」(2006年08月07日)
- 幼児の生活アンケート・東アジア5都市調査(2006年02月13日)
関連情報へのリンク:
- 内閣府 - 少子化社会対策に関する国際連携推進事業報告書
2007年は少子化対策先進国ともいえる、スウェーデンとフランスが参加していたようです。2007年のシンポジウムの内容は、この記事を書いている時点では、上記リンクからたどれます。
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