お年玉・お小遣いで身につける金銭教育
お金の大切さ、使い方などを、子どもに教えていない家庭が多いことが、ニュース記事で取り上げられていました。
お年玉:使い方教えてる?
子どもへ金融教育、わずか3割
正月を迎えた子どもの大きな楽しみは「お年玉」。“大金”を手にする子どもも多いが、子どもに対し金融教育を実施しているサラリーマン家庭は約3割に過ぎないことが、クレジットカードなどを手がけるGEコンシューマー・ファイナンス(東京)のアンケート結果から分かった。
同社が男性サラリーマン約500人に聞いたところ、経済の仕組みやお金の大切さなどについて教える金融教育について、83.5%が「必要」と回答。しかし、「実践している」のは31.8%だった。
引用元: 毎日.jp(毎日新聞)(2008年01月01日)
では、金融教育をどのように行ったらいいのでしょうか?この問いに対する答えとして、日経BP社Webサイトの連載記事と、野村証券が実施したの調査結果を紹介します。
◆1) 「お小遣いで身につける金銭教育」
- 日経BP社Webサイト
「父親のための親力養成塾」の連載記事の中に、「お年玉・お小遣いで身につける金銭教育」という記事があります。この記事の中には、保護者が金銭教育のために具体的に何をすればいいのかが、保護者が行動を起こすのに十分なくらい、具体的に述べられています。抜粋して、以下で紹介します。
- 金銭教育の基本中の基本は1円を大事にすること。
- 人間にとっておカネは本能ではなく、生きていくための社会システムの一つだから、正しいシステムの使い方をちゃんと子ども時代から教えなければならない。
- お小遣いとして最初から大きな額を渡すとコントロールできなくなるので、1日あるいは1週間単位で渡すとよい。
- 子どもといっしょに金融機関に行き、本人に名前を書かせて判子を押させ、子どもの名義で口座を開き、通帳を作っておカネを預ける経験をさせることが重要だ。
お年玉はいくらもらったかより、どう使ったかの方が大切だ。
買いたい物があれば、いくら銀行に預けて、残りのいくらで買い物をするのか親と子どもが相談する。買った後は、お年玉をくれたおじいちゃんやおばあちゃんなどにお礼の手紙を送ることが大切だ。買った品物の写真を撮って添付すれば、さらに喜ばれる。
引用元: お年玉・お小遣いで身につける金銭教育 - SAFETY JAPAN [親野智可等氏] - 日経BP社
◆2) 『第4回 家庭での経済教育に関する調査』
- 野村証券の調査結果
『第4回 家庭での経済教育に関する調査』は、「家計と子育て費用調査(エンジェル係数調査)」のアンケートの一部として行われたのだそうです。調査結果には、以下のような内容が含まれています。詳細は、下記リンクかたたどってみてくださいね。
→ 野村グループ 『第4回 家庭での経済教育に関する調査』
- 家庭内で現在行っている経済教育の内容の第1位は、「子どものこづかいのルール」。他には「子育て費用」、「お金の貸し借り」「家計の収入と支出」について話されているとのこと。
- 子どもとお金や経済の話をする際に、あればよいと思う支援は、「親子で参加できる学校教育以外のセミナーやイベント」のニーズが高い。
この調査結果については、以前、このブログで以前紹介させていただいたことがあります。以下でもうちょっと詳しく触れていますので、併せてご覧くださいね。
このブログの関連記事:
- 第4回 家庭での経済教育に関する調査(2007年11月29日)
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投稿: kitajima | 2008年1月 3日 12時23分