日本、再び人口減少社会へ
2008年最初の報道発表資料として、1月1日に、厚生労働省のWebサイトから公開されたのは「平成19年 人口動態統計の年間推計」でした。
1. 出生数は減少
2. 死亡数は増加
3. 自然増加数は減少
4. 婚姻件数、離婚件数ともに減少
引用元: 「平成19年 人口動態統計の年間推計」から抜粋
去年も今年と同じように、1月1日に、「人口動態統計の年間推計」が公開されていました。1年前の公開内容はどうだったかというと、以下のとおり。平成19年と違う部分を、赤色で着色してみました。
1. 出生数は増加
2. 死亡数は増加
3. 自然増加数は減少幅が縮小
4. 婚姻件数は増加、離婚件数は減少
引用元: 「平成18年 人口動態統計の年間推計」から抜粋
再び、人口減少社会に突入するようです。この減り具合を見ることができるのが、自然増加数の年次推移を表した、以下のグラフです。減っている今の状態も特別なのでしょうけれど、一年に138万人増えたいた頃も特別な状態だったんじゃないのかなぁと思いました。
超右下がりな状態!約35年前の1973年の自然増加数が、1,382,567人増だったという多さにも驚きですが、その後、ひたすら減少し続けて、平成19年の推計が16,000人減となっている推移もまた驚きです。
出生率は微増も…日本、再び人口減少社会へ
出生数は前年より3000人少ない109万人で、6年ぶりに増加に転じた18年から再び減少傾向に戻った。
ただ、19年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供の平均数の推計値)は、18年の1・32よりも0・01ポイント程度上がる見通しで、厚労省は「合計特殊出生率が前年と同じだったら、減少幅は1万7000人まで広がっていた」とも分析している。
引用元: ニュースイザ!(2008年01月01日)
ただし、上の引用記事にもあるように、合計特殊出生率は0.01ポイント程度アップする見込とのこと。少子化対策の効果かな?
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関連情報へのリンク:
- 厚生労働省:平成19年 人口動態統計の年間推計(2008年01月01日)
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