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2007年12月26日

笑顔の効果

D・カーネギーの『人を動かす』を読んでいます。

先日、「笑顔を忘れない」の部分を読んだのですが、ニューヨークのあるデパートが、クリスマスセール期間中に広告に載せたという文章が紹介されていました。その内容をいいな、と思ったので、以下に引用して紹介します。

クリスマスの笑顔

…略…

疲れた者にとっては休養、
 失意の人にとっては光明、
  悲しむ者にとっては太陽、
   悩める者にとっては自然の解毒剤となる。
買うことも、強要することも、
 借りることも、盗むこともできない。
  無償で与えて初めて値打ちが出る。

クリスマス・セールで疲れ切った店員のうちに、
 これをお見せしない者がございました節は、
恐れ入りますが、
 お客様の分をお見せ願いたいと存じます。
笑顔を使い切った人間ほど、
 笑顔を必要とするものはございません。

引用元: D・カーネギー「人を動かす

      ◇      ◇      ◇

「まずは笑うことにしているんです。
 そうすれば、きっといいことがあると信じているんです」
以前、同じチームだったAさん。
諸事情があって、かなり大変な状態で通勤していました。
笑顔。それが彼の秘訣とのこと。

「笑顔で明るく接してあげてくださいね」
家族に病気の人がいる時に、
お医者様や看護婦さんや経験者にそう教わり、
がんばって笑顔をつくった人もいらっしゃるのでは?

いいタイムが出るから、という理由で、
カール・ルイスが笑顔で走っていたのは有名な話。

知り合いのおじ様の撮る写真を見て、
温かな感じのする写真だなぁと思っていました。
そのおじ様が教えてくださった秘訣は、
「ニコニコしながらシャッターを切る」こと。

赤ちゃんの「天使の微笑み」に感動した、
お父さん、お母さんは多いはず。

知り合いだったおば様の病気の進行は、
他の同じ病気の方とは違っていたとのこと。
「どんなときにでもいい方向にとらえる、
 あなたのその性格がいい方向に働いたとしか思えません」
と大学病院の先生に言われたのだとか。

      ◇      ◇      ◇

上で引用させていただいた文章をいいなと思ったのは、
笑顔はお互いに与えあうものだということが、
最後の部分に書かれていたから。

笑顔。 効果は確かにあるのだと思う。

いつも笑顔を忘れずに。
笑顔になれないこともあるけれど、心がけていきたいです。

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