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2007年11月 2日

政府の少子化対策の認知度は?

コンビが実施したアンケートの結果によれば、
現在の内閣の少子化対策について、60%の妊婦さんが、
「取り組んでいる内容がよくわからない」と回答したそうです。

「政府の少子化対策に関するアンケート」
(PDFファイル)
 期間: 2007年09月03日から2007年09月30日まで
 対象者: コンビタウン簡単アンケート回答者。
       回答者全て現在妊娠中。
 回答数: 1,133人
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妊婦さんに対するアンケート結果によれば、
政府の少子化対策に対する評価は以下のとおりです。
※出展は、上記PDFファイル。

1.現在の内閣の少子化対策についてどう思いますか?

取り組みが実感でき評価できる 2.8%
取り組んでいる様子はあるが、
 内容が評価できない
35.8%
取り組んでいる内容がよくわからない 60.0%
関心がない 1.4%

「取り組んでいる様子はあるが、内容が評価できない」(35.8%)のであればまだしも、「取り組んでいる内容がよくわからない」と回答した妊婦さんが60.0%もいるとは。政府は認知度アップに努めてきていますが、まだ、道半ばのようですね。

母子手帳を交付するときに、妊婦さんに、より詳しく、情報提供してみてはどうかと思うのですが。「あなたの使える制度はこれだけあって、具体的に、これだけの金額がもらえます」、ということを、口頭で説明し、さらに、紙でも情報提供するというように。「○○制度が使えますから、申請してくださいね」ではなくて。

このアンケート結果には、2006年度以降、変更された/変更予定の施策がリストアップされています。以下は、その一部です。チェックしてみてもいいかも。

  • 出産・育児一時金の増額
    (30万円→35万円に引き上げ)
  • 児童手当の乳幼児加算
    (0~2歳までの児童手当が5千円→1万円)
  • 児童手当の拡大
    (児童手当の対象年齢が小3→小6に拡大)
  • 妊婦無料健診の拡大
    (無料検診が2回→5回に)

◆妊婦健診の無料化の状況

妊婦健診については、昨日、以下のニュースがありました。引用元の記事によれば、厚生労働省の調査によれば、全国平均は2.8回。秋田では妊婦健診が10回まで無料なんだそうです。こういったように、地域によって違いがあるので、お住まいの自治体に確認してみてくださいね。

無料の妊婦健診、全国平均は2.8回 厚労省調べ
 無料で妊婦健診を受けられるよう市町村が公費負担しているのは全国平均で2.8回(8月現在)であることが31日、厚生労働省の調査で分かった。厚労省は今年度、受診促進のために地方交付税を増額し、最低5回分を公費で負担するよう要望していた。
引用元: asahi.com: 暮らし(2007年11月01日)

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コメント

補助は平均2、8回なんですかー。世田谷区は3年前と同じで2回です。

★用賀ママさん
コメント、ありがとうございました。
私の住んでいる自治体も、今のところ2回です。「厚労省、妊婦無料健診を拡大」の記事で引用しているニュース記事では、平成19年度中の実施を目指すということでしたから、2回から5回になるのは、やっぱり来年度かな?

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