平成19年版「少子化社会白書」
内閣府のWebサイトから、
平成19年度版「少子化社会白書」が公開されました。
→ 少子化社会白書について - 内閣府
少子化社会白書は、全体版はかなりボリュームがあります。概要編だけでも39ページ。この中から、「出産前後の就業状況の変化」に関する図を一つ紹介します。
下の図では、出産を境に、グラフの中の水色の部分が減っていることが分かります。つまり、女性の7割が出産を機に仕事を辞めていること、いったん離職すると常勤での再就職が難しいという「二者択一の構造」現状を知ることができます。
出展: 平成19年度版 少子化社会白書(概要版)
第3章 働き方や子育て支援サービスをめぐる課題
第1節 ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の
実現に向けた働き方の改革
2 働き方をめぐる問題点
二者択一構造については、このブログの「二者択一構造変革に必要なコストは?」の記事で触れていますので、よろしければこちらの記事をお読みくださいね。必要なこと、必要なコストについて紹介しています。
内閣府のWebサイトには、昨日「少子化対策と家族・地域の絆に関する意識調査」の結果が掲載されました。こちらについては、別記事で紹介したいと思います。
このブログの関連記事:
- 二者択一構造変革に必要なコストは?(2007年11月01日)
- 「家族の日」は子育て考えて、平成19年版少子化社会白書(2007年10月26日)
- 赤ちゃんは何月に一番多く産まれるのか(2007年01月05日)
2006年度版の少子化社会白書の内容に触れています。 - 少子化対策の道もローマに通ず?(2005年12月10日)
2005年度版の少子化社会白書の内容に触れています。
関連情報へのリンク:
- 少子化社会白書 - 内閣府 - 少子化社会対策
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