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2007年10月27日

短時間勤務という選択肢

「時間当たりの成果が同じでも、
 時間の融通がきかないことをマイナスに評価」
「トータルの仕事量を減らしたことをマイナスに評価」

短時間勤務というだけの理由で、
こういった評価をされるのがイヤだったから、
こういった評価をされて自分が傷つくのが嫌だったから、
そうなる前に、フルタイム勤務に戻してしまいました。
これが、私が短時間勤務をやめた理由の一つ。
もしかしたら正しく評価されたかもしれないけれど、
低く評価される可能性を、
その当時、どうしてもぬぐえなかったのでした。

そして今、また、短時間勤務、という選択肢を
考え始めています。。。

      ◇      ◇      ◇

私が所属している部署が昨年移転し、
勤務地が自宅から遠くなったことが、
短時間勤務を考えるようになったきっかけ。

会社まで片道80~90分。以前に比べて30分増。
朝の30分は大きいです。。。
始業時刻に間に合わせるためには、
子どもが朝食を食べるのを見ずに、
うちを出なければならないわけで。
これが、毎日続くとなると、
よりよい方法はないかと、考えるわけで。。。

この点に重点をおくのであれば、
単純に考えると、短時間勤務が適切ではないかと。

      ◇      ◇      ◇

「できるだけ早く迎えに来てくださいね」
という、小学校の保健室からの電話を会社で受けたとき、
「今から帰っても、1時間半かかります」
と答えたときは、さすがに心が痛かったです。
保健室の先生方は、そんな私の気持ちを汲み取ってくれ、
とても優しく接してくださり、涙が出ました。。。

朝、できるだけ早く駅にたどり着きたかったから、
急ぎたくて、娘をおんぶして保育園に行った日、
娘と一緒に転んでしまったこともありました。
娘は、結果的に、道路に投げ出されたかたちになり、
後頭部をうってしまいました。私も肘から出血してしまい、
そのままの格好では会社にいけない状態に。
この日は、頭を痛がる娘の様子をみるため、
保育園の先生とも話し合った結果、会社を休みました。
幸い、娘は大丈夫でしたが、私がもたついた結果、
娘を巻き込んでしまったことに、涙。
勤務地が遠くなったことが、転んだ直接の原因ではないけれど。

他にも、いろんな出来事がありました。
うまくこなせている人もいるわけだから、
うまくこなせていない私のせいかもしれないけれど。

      ◇      ◇      ◇

子どもたちの様子とか、家族の状況とか、
職場の雰囲気とか、いろんなことを考え合わせた結果、
短時間勤務という選択肢が、再び登場したわけです。

短時間勤務にしても、仕事は減らないという状況。
短時間勤務にしても、仕事内容は変わらないという状況。
短時間勤務にしても、残業は必要という状況。
それに、短時間勤務にしたら、家計が苦しくなる。。。
(諸事情により、子どもたちは、
 旦那様ではなく、私の扶養家族になっています。)

などの理由から、短時間勤務に変えるのは厳しいかも。
というか、できない気がする。。。

現時点において、私の勤めている会社には、
テレワークという選択肢はないし。。。

      ◇      ◇      ◇

仕事面では、ここ2,3ヶ月の間で、いろんな変化がありました。

10月から、担当する仕事が増えました。
11月からは、諸事情により、
今まで一緒に頑張ってきたチームメンバがゼロになります。
残るのはリーダーの私だけ。仕事は同じだけあるのに。
さらに、裁量労働制の対象者からも外れるらしい。
もしそうなったら、労働時間と成果が連動するような仕事に、
変えてもらえるのかなぁ。。。仕事、変わりたくないけれど。

プライベートな面でも、いろいろとあるんですけどね。
※いろいろありますよね、みんな。

      ◇      ◇      ◇

会社の制度が変わるのを待つよりも、
誰かの気持ちが変わるのを待つよりも、
自分が行動したほうがいいと思う。

一人一人の行動が、
周囲によい影響を与えられるかもしれないし、
もしかしたら、
よりよい仕組みが生まれるきっかけになるかもしれないから。
そう信じているから。

私ができることなんて、ちょっぴりしかないけれど。
それでも、少しずつでも、努力したいのです。

      ◇      ◇      ◇

短時間勤務に変更するのか?
フルタイム勤務を頑張って続けるのか?
仕事の内容は変わってしまうけれど、
通勤しやすい事務所への異動を希望するか?
それとも、………。

とか考えていたら、
息子が「頑張れ」って言ってくれました。
家族旅行に行きたいからって(^^)
こんなふうに、子どもの応援で、
親が頑張るのも悪くないですね。
私も、旅行、行きたいし☆

いい機会なので、これからのこと、考えてみようと思います。
考えている間は現状維持。フルタイム勤務で頑張ります。

関連情報の紹介とリンク:

(3) 短時間勤務した場合の影響、
 制度利用中の利用者の評価は、時間あたりの成果

  両立支援策のうち、育児短時間勤務制度を利用した場合はどのような評価がされるのでしょうか。
  制度利用者の管理者は、「時間当たりの成果で評価し、時間数は短いことは考えなかった」(57.1%)と最も多く回答しています。制度利用に肯定的な反応を持つ職場では、「時間あたりの成果で評価し、時間数は短いことは考えなかった」(68.4%)の割合が多く、制度利用に否定的な反応を持つ職場では、「時間当たりの成果が同じでも、時間の融通がきかないことをマイナスに評価」(15.5%)、「トータルの仕事量を減らしたことをマイナスに評価」(16.7%)の回答が多くあげられています。
引用元: 男性の育児参加応援サイト > 関連データ・調査
 II DATA2:従業員(主に男性)への取得促進ツール等に使うデータ

このブログの関連記事:

  • 「時短勤務」は女たちをラクにするか(2006年02月23日)
    第二子出産後、育児休職から復職して半年間は、一日6時間の短時間勤務をしていました。復職後半年でフルタイム勤務に戻しました。その当時、短時間勤務をやめた理由の詳細を、この記事で書いています。よろしければ、お読みくださいね。

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コメント

働く意志も能力もあるのにちょっとした支援がないばかりに自分の働き方を選べないというのは辛いですね。

たった30分出社が遅れるだけなのに。

★ぶぅさん
コメント、ありがとうございました。
うちは、引越しできないですから。子どもたちがいるし、会社の理由で生活を変えられるのはイヤだと旦那様も言っているし。
会社は働き方の選択肢を用意してくれているわけだから、その中から私が選んで、私が自分自身を納得させることができればいいんじゃないかなぁ。
最難関は、いつも、自分自身を納得させることだったりします。私の場合。

こんにちは(*^_^*)以前、短時間勤務の日記でおじゃましたワーキンママです。
おっしゃるとおり、短時間勤務者の評価は凹むことあります。
そんな時はこの制度は今は過渡期なんだと思ってキモチの整理をしています。
整理しきれない時もありますが。。。(^_^;;
私は復職時に短時間勤務としてスタートしたので、ある程度スムーズだったのかもしれませんが、
業務を始めている途中での切り替えはいろいろ大変だろうと想像します。
先日の日記に(タイトルは違う項目ではありますが)書いていらっしゃった、
>今、私が自ら行動することで何とかできることに取り組むことが、次の時代を生きる子どもたちへのプレゼントになると思うから。

そんな風に考えると今の自分の状態も無駄ではないのかなって思えました。
ありがとうございます(*^_^*)


昨日はレスどうもです。
私の職場は女性でも年収600万以上(勤続がやたら長い)なので、短時間でも貧しくはならないのにフル復帰ばかりです。

 人に甘えること前提復帰

 謝るだけで自分の目的は果たせちゃう
 =やりたいこどがあったら謝れば良し

 こんな人いませんか?
労働者はなかなか解雇できないので、これで給与も家庭も手に入れるわけです。したたかというより厚かましさですね。
 でも、私はこどもにとって保育園や学童といった密室(嫌いな子とでもずっと一緒、安らげない)は負担だと考えるので取り合えず短時間にしようと思います。親が見てない保育園の光景で絶句したことや、つめこみ学童で攻撃型に成長する子を見たことがあります。
 園は良いよ~というのは、親が収入を得たいことと子育てのストレスから離れたい言い訳であると思います。

こんにちは。先日はブログにコメントありがとうございました。
私も短時間勤務者です。
8歳&5歳の子ども。
幸い上司に恵まれ評価も時間を理由に下がることは無く、仕事も時間内に終わるよう調整がきくPrjに入れてもらっています。
それでも小学生に上がってからの方がギリギリで、朝送り出してから出社すると帰り学童保育からの帰宅に間に合わない状態。
通勤時間75分が恨めしい毎日です。
私の場合「子どものため」というよりは、自分の余裕のための時短勤務です。
あ、なんだかまとまりが無くなってしまいましたが、要は自分の決めた考えでいけば自分に納得できると思います、って伝えたかったのです。
まとまり無くて本当にごめんなさい。
働く母はホント悩みますよね。
これからもお互い頑張りましょう。

難しい話題なので、コメントするのに考えてしまいました。

私自身、短時間勤務制度を長女の育休明けに(長女が1歳から2歳まで、9時から15時までの勤務)、利用させてもらいましたが、その間に上司が3人かわったため、はじめにコンセンサスを得ていた上司と、後の2人の間にギャップがあって、大変でした。

「時間当たりの成果が同じでも、時間の融通がきかないことをマイナスに評価」
「トータルの仕事量を減らしたことをマイナスに評価」

これは上司によってはありえる話で、私は結局、仕事量も増えていき、上司の理解も得られずに、短時間制度を申請していても利用しない状態になっていきました。そこでたままた第2子の妊娠があったため、会社をやめる選択をしたわけですが。

windyさんに利用した方が良いとも、そうじゃないほうが良いともアドバイスはできないです。でも、はたからみていて(ブログ上だけですが)、なんだか今のwindyさんはポキっと折れてしまいそうで。。。私がそうなったように、そうならない結果を歩んで欲しいとおもうのです。

私のいた会社は短時間制度が利用できたとしても、子供が3歳になるまででした(3歳以降は残業免除はありましたが)。そう考えると、利用できるならば、ありがたいのかもしれませんね。

また、確かに収入は減少するかもしれませんが、続く後輩の中には、参考にする方がいらっしゃるかもしれないし、何よりお子さんにとってベストな選択なのかもしれませんし。

「働く女性はギアチェンジを何度も必要とする」って、ビズママに載っていましたよね?今だけに限定されているんだ、また取り戻す事はできるとおもって、一定の期間だけ、すこし余裕があってもいいのじゃないかとおもいます。なにしろ、細く長く続けて行くことが、働く母の一番の課題だとおもいますから。悩んでいる間に、制度改革や、上司や部署がかわったり、自分にとって良い方向がみつかるかもしれませんし。

私自身も「細く長く。。。」と、一度正社員をやめてしまった後は、そう言い聞かせています。時間がかかっても、windyさんにとって、納得のいく選択ができますように。

評価は、上司や職場の理解度による部分が大きいのではないかと感じています。ある程度それを諦めたうえで「一時的なギアチェンジ」として割り切れるかどうか・・・Windyさんがおっしゃっているとおり、「自分自身を納得させられるかどうか」ですよね。

業務内容が短時間勤務に適さないため、私自身は利用を断念しましたが、もし可能であったら私も選択していたかもしれません。収入は少なくなるけど、それがずっと続くわけではないし。いずれを選択するにせよ、悩んだことは決して無駄にならないと思います。ゆっくり検討してくださいね。

はじめまして。
一歳三ヶ月の息子の父親をしています。
記事の内容が気になり投稿させていただきました。
記事の内容からすると、お勤めの会社は、日本では比較的恵まれた制度を持つ部類に入るのではないかとおみうけします。勘ですが、違ったらすみません。
私のことを話します。会社では開発部門に在籍しています。一年前までは、年間残業時間六百時間弱。
所属部門は社内で一番の稼ぎ頭。トラブルがあれば午前様もしばしばありましたが、ちょうど去年の八月もそうでした。
そして妻が実家から戻って半月。妻はノイローゼになりました。三ヶ月入院もしましたが、ショックだったのは三人で死のうとせがまれたことでしたね。
それからは、上司にも相談して、会社の子育て支援制度の残業150時間規制制度を利用し始め、今に至ってます。多分制度を利用したのは私が三人目くらいですかね。
フレックスは継続したので、朝は子供の世話や家事を済ませ10時前出社。退社は6時から8時くらいです。
それでも去年度は、制度利用開始時点でかなり残業していたので、残り十ヶ月は月平均9時間くらいしか残業出来なくて、やりくりに苦労しました。
帰ってからは、食事と後片付け、子供とお風呂、子供を寝かせつけて、就寝です。
周りの理解がなければ、やっていけません。新しいプロジェクトでは、設計リーダーなので、また迷惑をかけると思います。
収入も減りましたし、保育園やベビーシッター(妻は睡眠薬を飲んでいるので夜泣きは私が対応してますが、毎日は持たないので頼んでます)の費用が年間150万ほどかかったので、正直大変です。
でも、これだけは言いたいです。

子育てはいろいろな人に手伝ってもらわないとできないこと。会社にも。

制度は完璧ではないにせよ、必要としている人に利用されるために作られたのだということ。

仕事は首にならないかぎり巻き返しのチャンスはあること。

幸せはお金でかえないこと。

家庭を持つということは、仕事が全てではなくなること。

がむしゃらにやり過ぎると息が続かないこと。

子育ての時間を増やすことが別の視点で仕事の役に立つ場合もあること。気分を変える意味もある。

ちなみに、
仕事に対する責任感は誇れることだが、要員の配置には企業にも責任があり、全てに責任を負う義務はないと思います。
ただし、裁量労働制度の下でも企業の責任が無くなるわけではないが、一定期間で一定のアウトプットを請け負う制度なので、子育てという制約がある以上は、制度から外れて、時間で労働力を切り売りし、企業に責任の一部を明確に担って貰うほうが良心的という考えもある。(収入が減るのは痛み分けってことです)
短時間勤務で残業したら、裁量と変わらないというのは見かけだけで、両者には大きな違いがあると思います。

長々と書きましたが、私が言えるのはここまで、決めるのは御本人ですから。
後悔することがないように、悩み抜き結論を出してください。ご健闘をお祈りしています。

★ワーキンママさん、せいさん、はな姉さん、
 ちゃいさん、izumiさん、一児のパパさん、makiさん

お一人ずつ、個別にコメントの返事を書けなくて、ごめんなさい。

みなさんの経験を踏まえた、貴重なコメント、ありがとうございました。じっくり、何度も、読ませていただきました。

若かった頃は、どうしたらいいのかわからなくて悩んでいた気がします。社会人になってからは、どうすればいいのかはわかるようになったけれど、それがうまくできなかったり、今回のように自分を納得させることがなかなかできなかったりして、悩むというよりか、考えることが多くなったと感じています。
わかっているつもりでも、いざ、自分がその帰途に立つと、なかなか決断できない自分がもどかしく感じることもあります。

今回、記事に書いたことについては、記事に書けない事情などもあるので、即断せずに、もうちょっと時間をかけて検討してみようと思います。大切なものが何なのか、見失うことなく。

みなさんのコメント、温かかったです。
励まされました。
前に進めるような気持ちになりました。
本当に、ありがとうございました。

お気づきの点がありましたら、またお知らせくださいね。よろしくお願いいたします。

お久しぶりです。
私も時短勤務者として2年目ですが、今年に入って所属が変わり、日々仕事量のみが増えて、時間を延ばしてもらうべきか(2時間減を1時間減にするか)というところで悩んでました。
残業代としてつけない範囲内(1時間以内)で、残って仕事することが増えてしまったので。
でも、「時短だけど帰れない」では、やっぱり意味が無い。ので、最近はさっさと帰るを心がけてます。時間を増やすことは極力考えずにすむように。だって、ここで増やしてしまっては、時短勤務が難しいって言ってる様なものですから。
時短ということで評価が下がるようなことは無い職場なので、そういう意味では楽ですが、他に取得者がいないため、やっぱり不便はあります。誤解もあるし。でも、やっと少しずつ自分にも割り切ることができるようになりました。
子どもたちが就学するまで時短勤務ができるんですが、実は心配なのはその先なんです。
小学校に行ってからのほうが帰る時間は早いし、今までの習い事はどうするか、など・・
まだあと3年はこのままの予定ですが、その間に、その先について考えなくてはいけないな、と思ってます。
どうなるにしても、時間だけはお金で買えません。一番大事にしたいのは何なのか、考えながら決めたいと思います。
自分の事ばかりですみません~

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