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2007年10月 2日

内閣府の少子化に関する意見募集結果(7~8月分)

内閣府は、少子化対策の運用上の課題について意見を募集してきています。7~8月(第9回)の意見募集結果が、内閣府のWebサイトから公開されていますので紹介します。

◆第9回(2007年08月24日締切分)
 テーマ:「子どもと家族を応援する日本」重点戦略について
 ~ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて~
内閣府 - 7~8月の少子化に関する意見募集の結果について

今回は、180件の意見が寄せられたそうです。
寄せられた主な意見は、以下のとおりです。

・ 柔軟な働き方や労働時間を変化させるなど、多様な働き方を選択できるようにすべきという意見(14%)
・ 子育てに対する社会全体の理解が少なく、特に男性の働き方の見直しを含めた職場の意識改革が必要であるという意見 (12%)
・ 結婚・出産しても継続就業できるような環境を整備してほしいという意見(11%)
・ 育児休業制度があっても、実際に利用することは困難であるため、大企業だけでなく中小企業でも育休を取得できるように働きかけてほしいという意見(11%)
・ 労働者の健康保持や家族と一緒に過ごす時間が確保できるよう、特に男性の長時間労働を是正してほしいという意見(8%)
・ 仕事の進め方や働き方の見直しを進めることにより、企業にとってもプラスになるようにすべきという意見(3%)
引用元: 内閣府 - 7~8月の少子化に関する意見募集の結果について

高市さんが少子化担当相だったときに募集した意見ですが、「大臣からの返事」は上川少子化担当相からになるのですよね。どんな返事をいただけるのか楽しみに待ちたいと思います。

仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する専門調査会がまとめた『「ワーク・ライフ・バランス」推進の基本的方向』の報告書が、7月24日に公開されました。

「ワーク・ライフ・バランス」推進の基本的方向 報告
  (内閣府 男女共同参画会議Webサイトへのリンク)

ワーク・ライフ・バランスという言葉を、あちこちで耳にするようになりました。今回の報告書には、ワークライフバランスとは何かについて、重要な3つのポイントが挙げられています。以下に抜粋して紹介します。

(ワーク・ライフ・バランスに関する3つのポイント)
ポイント1: ワーク・ライフ・バランスはあらゆる人のためのもの。
ポイント2:人生の段階に応じて、自ら希望する「バランス」を決めることができるもの。
ポイント3: ワーク・ライフ・バランスは「仕事の充実」と「仕事以外の生活の充実」の好循環をもたらすもの。
引用元: 「ワーク・ライフ・バランス」推進の基本的方向 報告から抜粋

上手に表現されていますよね。他の記事でも書きましたが、特に、ポイント2とポイント3が実現された状態を思い描くと、つい、笑顔になってしまいそうな感じ。(←私だけ?! ^^;)

この3つを意識していけば、かなりいいんじゃないかな。いろんな負担や、大変だと思い込んでいることが、かなり軽くなるかも。

◆このブログの関連記事(ワーク・ライフ・バランス関連):

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関連情報へのリンク:

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