国際サンゴ礁年2008
2008年は、「国際サンゴ礁年」なのだそうです。環境省が運営している「国際サンゴ礁年」のWebサイトによれば、「国際サンゴ礁年」には、サンゴ礁を理解してもらうための活動や、サンゴ礁を保全を目的とした活動が行われるのだそうです。
→ 国際サンゴ礁年
[International Year of the Reef]
この「国際サンゴ礁年2008」のポスターには、沖縄出身の版画家・名嘉睦稔さんの作品が採用されています。
睦稔さんは、この前の7月、2007年度の「文化庁文化交流使」に指名されました。今度は、環境省関連の、国際サンゴ礁年のポスターに作品が採用!というわけで、睦稔さんの版画のファンとして、とってもうれしく、とっても誇らしい気持ちになっています(^^)
キャッチフレーズ「知ろう、行こう、守ろう」が決定されたことを受け、環境省では、沖縄の版画家・名嘉睦稔さんの版画を用いたポスターデザインを作成しました。版画は、サンゴの産卵を描いたもので、小さなサンゴの卵から大きなサンゴが成長するように、サンゴ礁保全の活動も大きく広がって欲しいという願いがこめられています。
引用元: 国際サンゴ礁年のロゴ、キャッチフレーズ、ポスターについて [国際サンゴ礁年]
今回、国際サンゴ礁年のポスターに選ばれたのは、「湧卵(わくたまご)」という作品[右の写真]です。スタッフのお姉さんの話によれば、サンゴは7月の大潮の日に産卵するのだそうですね。「湧卵」には、そのシーンが描かれています。
現在、ボクネンズアート東京で開催されている展覧会で、この「湧卵」を見ることができます。展示会の情報は、以下のとおりです。
◆名嘉睦稔・木版画制作20周年記念
【第1章】1987年~1993年特集
会期: 2007年09月20日(木)から29日(土)
open / 11:00-19:00 ※会期中無休
会場: ボクネンズアート東京
東京都中央区京橋1-5-5 B1
Tel:03-3517-2125、Fax:03-3517-2126
→展示作品はこちら。
(Picasa ウェブ アルバムへのリンクです。)
オフィシャルサイトの関連記事は、下記URLからご覧くださいね。
BOKUNEN'S WORLD
→国際サンゴ礁年2008
→展覧会スタート!【東京】
→湧卵 アロハシャツ登場☆
ところで。睦稔さんのオフィシャルサイトの「e-美術館」で、“湧卵”で検索すると、二つの作品がヒットします。一つは、この記事の前半で紹介している「湧卵」(1990年の作品)。もう一つは「深夜湧卵」(1995年の作品)です。この二つの作品は、製作された年が異なっていますが、2枚続きの作品のよう。スタッフの方によれば、「湧卵」を描いてから5年後に、続きの「深夜湧卵」を描いたのだそうです。二つの作品を並べて見てみてくださいね。
関連情報へのリンク:
- 国際サンゴ礁年 [International Year of the Reef]
この記事の一番上にある“IYOR2008”の画像は、国際サンゴ礁年2008のロゴです。このロゴは、沖縄のデザイン会社「プロジェクト・コア」(睦稔さんの会社)が担当したのだそうです。 - BOKUNEN'S WORLD | 名嘉睦稔(なかぼくねん)
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