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2007年9月 3日

子どもと一緒に茶臼岳登山

Dscf0459s

茶臼岳は、関東で唯一つの活火山。那須五峰の主峰です。ガイドブックによれば、9合目まではロープウェイで登れるとのこと。家族連れのハイキングコースとして親しまれているとのことでしたので、子どもたちと一緒に登ってみました。

Dscf0395s那須ロープウェイ山頂駅から茶臼岳山頂まで、標準では、往路は50分・復路は40分とのこと。子ども連れ(11歳と4歳)なので、倍の時間を見込んで出発しました。
山麓駅の外には、観光客向けにでしょうか、りんどうが咲いていました。開花予定日が書かれていました。

◆往路

Dscf0401s那須ロープウェイ山麓駅(標高1,390m)から4分ほどで、茶臼岳9合目にある那須ロープウェイ山頂駅(標高1,684m)に到着。こ­こから茶臼岳山頂を目指します。時刻は10­時50分。ロープウェイの運転間隔は日によって異なるそうで、この日は18分ごとの運転でした。

Dscf0432s 雲が登ってきては景色を隠します。その様子はまるで、「天空の城ラピュタ」みたい。登り始めは砂の道。気をつけて歩かないと滑ります。何となく、空気が薄い感じもしました。

Dscf0437s 20分ほど登ると、傾斜が急になってきました。ゴロゴロとした大きな岩が増えたので、足を置く岩を選んで歩きます。「落石注意」の立て札も(^^; 自分が落石を作ってしまいそうで怖かったのですが、歩いた程度で崩れそうな場所はありませんでした。しっかりと整えられた道でした。進行方向は、岩に書かれている黄色のペンキが目印です。

Dscf0447s 気圧の関係で、個別包装のキャラメルの袋がパンパンに膨らんでいました。これは息子の発見。こういう理(ことわり)を実体験できたことも、彼にとっては収穫かも。

Dscf0443s下から見上げると切り立った崖のように見える場所が(--; すれ違って下山していくおじ様たちに、子連れでの登山を励ましていただきました。

岩場に咲いている花。思っていたよりもハチがたくさんいたので、注意しながら見ました。

Dscf0450s写真の左上付近が頂上。もうちょっと。

ここまでくる途中の険しい道で、6歳と3歳のお子様連れのお母さんと、少し話をしました。「(小さい子ども連れだから)頂上まで行けるかわかんないですけれど、行ける所まで行ってみようかなと思って」「頂上まで行けたらいいですね」って。近くを歩いていたら、6歳の男の子が「おじいちゃんやおばあちゃんも登っているから、大丈夫だよ」と話しているのが聞こえてきました。いいこと、言うね(^^)

Dscf0451s 那須嶽神社の鳥居が見えました!
あとちょっと!

頂上に到達!とっておきの空!すぐそこに、雲がすぐそこにありました。4歳の子どもを連れての道のりでしたが、山頂駅から約75分でたどり着きました。標高は1,915m。

Dscf0468s

雲の多い日だったので下界を見渡すことはできませんでしたが、頂上まで登ったという達成感がすがすがしかったです。子どもたちにも笑顔が(^^) レジャーマットを広げて、軽く食事をしました。ふと近くを見ると、途中で話をしたご家族が同じように食事中。「頑張りましたね~。良かったですね~。」と笑顔で話をしました。頂上では、あかちゃんをおんぶした方も見かけました。

◆復路

Dscf0472s下山開始。息子は、途中で知り合ったおじ様・おば様とご一緒させていただきました。後で息子が話してくれた内容によれば、お二人は何回も茶臼岳登山をしているとのこと。でも、晴れたのはこの日が初めてだったのだとか。その他にも山の話を聞かせてくださったそうです。お二人は峰の小屋方面に行くということで、息子はお見送りし、遅れて歩いていた他のメンバを待っていてくれました。息子はいい出会いをしたようです(^^) おじ様とおば様に感謝☆

Dscf0476sおじ様とおば様が向かった峰の茶屋方向。上から見下ろしてみました。

峰の茶屋までは、標準で35分ほどとのこと。今回は行かずに、山頂駅方向に戻ります。

Dscf0479s積まれた石。
二人で空を見上げているみたい。

Dscf0482sロープウェイの山頂駅まで、来た道を戻ります。下りの岩場を、娘も頑張って歩きました。お兄ちゃんの方は、あっという間に先に行ってしまいました。一緒に行動してほしかったのですが、他のメンバがゆっくりだったので我慢できなかった様子。時折引き返してきてくれるので、安心でしたが。

Dscf0489s急な岩場を降りるので、小さな子どもには結構気を遣います。娘を抱っこして歩くシーンが何回もあったので、お父さんのチカラがかなり頼りになりました。

Dscf0492sあっという間に、雲の中に入ってしまいました。天気が変わるのは本当に早かった。霧雨の中を、岩に描かれている黄色のペンキを頼りに下ります。

Dscf0497s山頂駅付近に戻ってきたのは、出発してから約2時間半後。おおよそ想定どおり、標準の倍の時間で戻ってこれました。

ロープウェイで山麓駅まで戻り、その後、前日に続き、再び「鹿の湯」へ。登山の疲れを温泉で癒すことができたようで、筋肉痛にもなりませんでした。

茶臼岳登山。子どもたちも満足してくれたみたい。違う山にも登ってみたいって(^^)

◆フォトアルバム

以下の写真をクリックすると、この記事で使った写真の一部を、フォトアルバムでもご覧いただけます。よろしかったら、見てみてくださいね(^^)

茶臼岳登山
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コメント

夏休みを満喫してますね(^^)
母方の実家が那須方面なんです。
南が丘牧場や茶臼岳、子供の頃、良く行きましたぁ。
懐かしいなって思って読みました。
那須も久しく行ってないんです。祖母が痴呆になった頃と、子供が生まれて忙しくなったのが、重なって。。。今年98歳。会いに行きたくなっちゃいました。
お子さん(特に下のお子さん)、頑張って頂上まで登ったなんて、エライ!!スゴイ!!
いつまでお休みなのかな?那須は、良いところですよ。まだまだ楽しんでくださいね~~~

★ゆうかチン♪さん
コメント、ありがとうございました!
98歳!おばあちゃん、いいところにお住まいなのですね。
今回、南が丘牧場にも行きたかったのですが、天気が悪かったので、代わりに那須クラシックカー博物館に行くことにしたんですよ。
今回は会社の保養所に泊まりました。那須の保養所に泊まるのは今回が2回目。初めての時よりもグッとよかった感じがしています。このことを支配人さんにお伝えしたら、「これが本当の良さなんですよ」と笑顔で応えてくださいました(^^)
那須はいいところですね。那須の保養所は、うちの会社の保養所の中では一番早くできたのだそうで、いろいろと試行錯誤しながら頑張ってこられているそうです。そんな話も聴かせていただけたし、とても親しみが持てました。保養所の方々や施設の様子から、サービスのあり方を学ばせていただいたようにも思っています。
那須、きっとまた行くと思います(^^)
P.S. 保養所の、那須牛の胸肉の味噌煮込みは絶品でした!

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