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2007年9月 2日

那須温泉「鹿の湯」

Dscf0364s道沿いにある「鹿の足湯」に行くつもりが、川沿いにある共同浴場「鹿の湯」にたどり着いてしまいました(^^;

共同浴場には入った経験がなかったし、夕方だったのでここでお風呂に入るつもりもなかったのですが、「せっかく来たんだから、お風呂に入ろう!」という息子(←温泉大好き)の言葉と、「お風呂入りたい」という娘の言葉と、大人400円というリーズナブルなお値段に後押しされて、入ることになりました。

Dscf0367s鹿が傷を癒していた温泉だから「鹿の湯」と名づけられたとのこと。このエピソード、以前聞いたことがありましたが、その温泉が那須にあるとも知らず、しかも足湯と間違ってたどり着いてしまったわけです。導かれてしまったかも。ちょっぴり、縁を感じてしまいました。

観光案内所の道を挟んで反対側にある駐車場から、「お初新道」という木道を下りていったところに、鹿の湯はありました。とっても風情のある佇まいに、歴史を感じました。

Dscf0366s開湯は1370年前。建物は明治時代、玄関は大正時代に作られたものとのこと。「鹿の湯」は那須温泉の湯元。その昔、松尾芭蕉も立ち寄ったと言われているそうです。
中に入ってみると、これまたシックな感じ。木造の建物とあかり取りの窓が趣があります。

中には、「田」の字に区切られた湯船がありました。女湯の4つの湯船は、それぞれ41度から46度まで温度が調節されていました。白いにごり湯。下の段にもお風呂があって、そちらは42.5度。男湯は温度設定が異なるのだそうで、48度のお風呂もあったそうです。

Dscf0359s強い酸性の温泉であるため、短い時間で入るのがよいとのこと。4歳の娘を連れていたので、そんなに長い時間、温泉に入っていたわけではないのですが、出てからもしばらくは汗が止まりませんでした。疲れも一気に取れてしまったような感じがしました。古くからの湯治場であるということを、身をもって感じました。お肌もすべすべになったし、とっても満足(^^)

娘は一番低い温度(41度)のお風呂にチャレンジ。知らないおばさんやお姉さんたちがたくさんいる共同浴場は、人見知りするタイプの娘にとっては、かなり頑張りが必要だったと思います。でも「お風呂、行く」という気持ちを大切にしてあげることにして、いざ脱衣所へ。そして、洗い場で体を洗った後、人見知りして、予想どおり「お風呂入らない」「帰る~」になってしまいました。。。仕方なし。待っていてもらうことにしました。

Dscf0507sそれを見ていた、地元の方と思われるおば様が、脱衣場とお風呂の段のところにちょこんと座っていた娘に声をかけてくださいました。「お母さんにギュッとしてもらっていれば大丈夫だよ」って。2、3回、声をかけてくださったのですが、これで気持ちがほぐれたようで、ちょっと空いてきたこともあって、娘も温泉に入ることができました。おば様、ありがとうございました☆

鹿の湯、気に入りました!また行きたいです。

で、家族会議の結果、その翌日も、鹿の湯に行ってしまいました(^^; その日は土曜日。前日よりも混雑していたにもかかわらず、娘は、今度は、スッと、お湯に浸かることができました。そしてキョロキョロ。もしかしてと思って娘にきいてみたら、前日会ったおば様を探していたのだそうです。いい出会いだったんだね~。

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