「親学」ってどうよ?お母さん達のホンネ
『「親学」ってどうよ?お母さん達のホンネ』
という記事が、nikkei BPnetに載っていました。
この記事は、連載記事の第1回目。
年代の違う15人のお母さんへのインタビュー結果を
まとめたものなのだそうです。
この記事で面白かったのは、
「別にキューミがなかったから、どうでもいいって感じ」
という意見に対して、
「それもあり」「排撃(非難)してはならない」
と書いている点でした。
ところが、「別にキューミがなかったから、どうでもいいって感じ(20代 Cさん)」という意見もあるのだ。たしかに、考えてみれば不思議ではない。
…中略…
別に弁護するわけではないが、仕事をしながら小さい子どもを育てるお母さんは、信じられないほど忙しい。むろん、男親の協力の度合いによって大きな差がでるが、ゆっくりテレビや新聞を見る時間もなく、関心を持つ余裕もないことは想像できる。その意味で「どうでもいい」かどうかについては議論があるが、「キューミがない」のは、Cさんの正直な気持ちなのだろう。
たしかに、関心を持ち考えることは必要である。ただ、関心を持たないからといって、排撃してはならないのである。
引用元: 「親学」ってどうよ?お母さん達のホンネ(1) - ビジネススタイル - nikkei BPnet
『実際に「親学」が奨励されたら?』との質問に対する、15人のお母さんの回答は以下のとおり。
※出展は、上記引用元に同じ。
「従わない・イヤ」 2名
「若いお母さんには必要(のような傾向)」 5名
「いいところがあれば、参考にする(のような傾向)」 4名
「わからない(のような傾向)」 4名
私は、「いいところがあれば、参考にする」という意見です。
先日発表を見送られた提言の内容は、以下のとおりだったそうです。強制だとか介入だとかいう意見ばかりが取り上げられているような雰囲気ですが、子育て中の私は、「あるべき集」「べがらず集」のような感じで、自分の子育ての参考にしたいな。とはいえ、強制されるのはイヤだけど。
みなさんはどうお考えでしょうか?
◇「親学」提言のポイント
(1)子守歌を聞かせ、母乳で育児
(2)授乳中はテレビをつけない。
5歳から子どもにテレビ、ビデオを長時間見せない
(3)早寝早起き朝ごはんの励行
(4)PTAに父親も参加。
子どもと対話し教科書にも目を通す
(5)インターネットや携帯電話で有害サイトへの
接続を制限する「フィルタリング」の実施
(6)企業は授乳休憩で母親を守る
(7)親子でテレビではなく演劇などの芸術を鑑賞
(8)乳幼児健診などに合わせて
自治体が「親学」講座を実施
(9)遊び場確保に道路を一時開放
(10)幼児段階であいさつなど基本の徳目、
思春期前までに社会性を持つ徳目を習得させる
(11)思春期からは自尊心が低下しないよう努める
引用元: 教育再生会議:親向けに「親学」提言 母乳、芸術鑑賞など-教育:MSN毎日インタラクティブ(2007年04月26日)
このブログの関連記事:
- 「親学」、緊急アピール見送り(2007年05月11日)
- 教育再生会議が緊急提言を公表予定(2007年05月07日)
関連情報へのリンク:
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