5月の意見募集テーマは、親になるための教育と里親制度
高市大臣(少子化担当相)が募集している
少子化に関する意見募集テーマ。
毎月、このブログで紹介させて頂いていますが、
5月の意見募集テーマは、以下の二つだそうです。
募集期限は、2007年5月18日までとのこと。
- 【テーマ1】生命の大切さや家庭の役割等に対する理解について
- 【テーマ2】里親制度について
親になるための教育や、子育ての体験学習を学校で行うことで、子育てに対する意識(特に男性の意識)は変化するかも。
■5月の意見募集のテーマについて
今回5月の意見募集テーマの詳細は、以下のとおりです。
今回意見募集するテーマは、次の2つです。5月18日までにお寄せください。
【テーマ1】生命の大切さや家庭の役割等に対する理解について (文部科学省)
これから親となる人が皆、子どもや家庭について考える機会を持つことができるよう、学校において生命の大切さや家庭の役割、保育体験を含む子育て理解等に関する教育の推進などに取り組んでいます。【テーマ2】里親制度について(厚生労働省)
保護者のいない児童又は保護者に監護されることが不適当であると認められる児童について、できる限り家庭的な環境の中で養育されることが必要との観点から、養育を里親に委託する制度があります。
引用元: 内閣府 - 少子化に関する意見をお聞かせください
この二つのテーマに関する現在運用中の少子化対策は、「新しい少子化対策について」(PDFファイル)で確認してくださいね。
■意見募集の経緯と今までの結果について
高市大臣は、2006年10月の参院予算委員会で、
内閣府ホームページを使って、
少子化対策の運用上の課題について意見を募集し、
施策を改善していくとおっしゃっていました。
今回で、意見募集は7回目になります。
第1~6回の意見募集テーマと結果は以下のとおりでした。
大臣からの返事も、内閣府のWebサイトから公開されています。
◇第1回(2006年11月30日締切)
- 出産育児一時金など、出産時の経済的負担について
- 不妊治療について
→ 内閣府 - 11月の少子化に関する意見募集の結果について
◇第2回(2006年12月20日締切)
- 保育所の利用について
- 企業における子育て支援制度について
→ 内閣府 - 12月の少子化に関する意見募集の結果について
◇第3回(2007年01月25日締切)
- 若者の就労支援について
- 結婚・出産について
→ 内閣府 - 1月の少子化に関する意見募集の結果について
◇第4回(2007年02月22日締切)
- 奨学金の充実について
- 放課後子どもプランについて
→ 内閣府 - 2月の少子化に関する意見募集の結果について
◇第5回(2007年03月22日締切)
- 地域における子育て支援拠点について
- 働き方の見直し(ワーク・ライフ・バランス)について
→ 内閣府 - 3月の少子化に関する意見募集の結果について
◇第6回(2007年04月20日締切)
- 家族・地域の絆について
- 子育て初期家庭に対する家庭訪問について
→ 現時点で未公表。
■このブログの関連記事(意見募集関連)
- 4月の意見募集テーマは、家族・地域の絆とこんにちは赤ちゃん事業(2007年04月07日)
- 3月の意見募集テーマは、子育て支援拠点とワーク・ライフ・バランス(2007年03月04日)
- 2月の意見募集テーマは、奨学金と放課後子どもプラン(2007年02月02日)
- 高市大臣、若者の就労支援と結婚・出産に関する意見募集中(2007年01月07日)
- 高市大臣、保育所と企業の子育て支援策に関する意見募集中(2006年12月04日)
- 内閣府、少子化に関する意見募集中(2006年10月26日)
- 大臣からの返事(奨学金の充実について)(2007年04月18日)
- 大臣からの返事(企業における子育て支援制度・放課後子どもプラン)(2007年04月13日)
- 大臣からの返事(保育所の利用) (2007年03月27日)
- 大臣からの返事(出産育児一時金・不妊治療)(2007年03月06日)
■関連情報へのリンク
- ワーキングマザースタイル
vol.67:今週のテーマは「もしあなたが少子化担当大臣に任命されたら?」
少子化に対するワーキングマザーの意見が、多く寄せられています。 - はっぴーママ
アンケート結果 Vol.50 少子化について
現在行われている、または、検討されている育児支援策・少子化対策の評価について、触れられています。
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