女性社員活用を支援するNPO法人「J-Win」
企業の女性社員活用を支援するNPO法人
Japan Women's Innovative Network 『J-Win』
が設立されるそうです。
J-Winには、日本IBM、ソニーなどの日本企業が出資。
参加すると、企業の女性活用面でいろんなメリットがあるそうです。
ソニーやKDDI、
女性戦力化を共同研究・NPO設立
ソニー、KDDI、日本IBMなどは共同で、企業の女性社員活用を支援する特定非営利活動法人(NPO法人)を今年5月をメドに設立する。出資企業の女性社員の活用度を米ゼネラル・エレクトリック(GE)など海外の有力企業と比較調査し、海外の先行事例を踏まえた改善策を企業に提示する。国際競争に勝ち残るには、海外企業並みに女性社員の能力を生かす必要があるとみて、具体的な対策作りを急ぐ。
引用元: NIKKEI NET:主要ニュース
日本企業約100社がJ-Winに出資しているそうです。
うちの会社は参加しているのかな。
J-WinのWebサイトによれば、
J-Winに企業が参加するメリットは以下のとおりです。
新法人にご参加いただくメリット
- ダイバーシティ・マネジメントを企業内に浸透させることにより、多様な人材の活用と登用を進め、会社の変革、発展を加速させることができます
- 協会の提供する、ラウンドテーブル、イベント、セミナー、広報活動などを通じて、会員相互の研鑚が進むと同時に会員企業の社会的認識が高まり、多様な優秀な人材の獲得が可能となります
- 会員企業を結ぶ効果的なネットワーク、ワークショップ、メンタリングにより女性の啓発が進み、人材を育成できます
- 推進の世界的リーダーであるCatalystの有する豊富なマネージメント手法、ツール、コンサルティング・サービス、リサーチ・データを利用して、ダイバーシティ・マネージメントを効果的に推進できます(一部有料サービス)
引用元: Japan Women's Innovative Network Web Site
J-Winに参加すれば、これだけのメリットを会社に取り入れることができるわけですね。いいかも。会費がどれくらい必要なのかは問い合わせないと分かりませんが(^^;
J-Win理事長には、この3月で日本IBMを定年退職された内永ゆか子さんが就任されたそうです。内永さんといえば、働く女性を先導してきてくださった方として有名ですよね。
理事長の内永ゆか子さんが、16日付けの日本経済新聞夕刊で、働く女性にメッセージをくださっていますので紹介します。
多様な働き方 モデル必要
NPO設立 女性活用後押し
──働く女性にとっての課題は何だと思うか。
「…略… 今のロールモデルは私と同じがむしゃら派が大半。そうでなければ生き抜けなかった。でも髪振り乱して働いている先輩を見ると、若い女性は『あそこまでやりたくない』と思ってしまう。先輩女性たちに言いたいのは、『こんなに大変だった』ではなく、なぜそこまでして頑張ったのかを伝えてほしい。」
──それは何なのか。
「自分の夢を実現するためだ。キャリアアップは自己実現の一つ。…略…」
引用元: 日本経済新聞 2007年04月16日 夕刊15面
先輩の言葉は重みがありますね!
働くことで、自分がどんなふうに成長できたのか、
どんなふうにいいことがあったのかなど、
私もプラス面の情報発信をできたらいいなと思います。
関連情報へのリンク:
- Japan Women's Innovative Network Web Site
J-WinのWebサイトです。
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確かに、仕事を選ぶと結婚、出産はあきらめざるを得なかったという先輩女性が多いですね!もっと早く社会が変わってほしかった、遅すぎるとは思いますが、真の意味で女性に優しい社会になってほしいです。男女同じように働かせるというのは、男女平等だけど、優しくはないと思いますから。
投稿: 用賀ママ | 2007年4月17日 09時43分
★用賀ママさん
コメントありがとうございました! 徐々にいい方向に進んでいると信じています。うちの場合、上の子と下の子の間が7年空いているのですが、7年前とは違ってよくなったなと感じることがよくありますから。“7年”は長いけれど(^^;
投稿: windy | 2007年4月20日 00時31分