松下、3万人に在宅勤務
今日の日本経済新聞の1面トップ記事は、松下電器産業の在宅勤務制度に関する記事でした。
その対象者は約3万人!営業、企画、人事、システム技術者など、ほぼ全社員が対象なのだそうです。
松下、3万人に在宅勤務
松下電器産業は4月1日から、国内最大規模となる約3万人を対象に在宅勤務制度を導入する。システム技術者だけでなく営業、企画、人事などホワイトカラーのほぼ全社員が利用できるようになる。育児や介護などで通常勤務が難しい社員にも仕事を継続できる環境を提供し、少子高齢化に対応した人材確保策の目玉とする。松下が多様な働き方を認める方向に大きく踏み出すことで、労働時間規制など従来の雇用ルールの見直しを求める声が産業界で一段と高まる可能性がある。
…中略…
昨年4月、社員千人を対象に在宅勤務の試験をした結果、通勤の手間が省け、自分の裁量で労働時間を決められるなど好評だった。仕事の効率やチームワークに悪影響はなかったという。
引用元: 日本経済新聞(2007年03月27日)朝刊1面、NIKKEI NET:企業 ニュース
在宅勤務に必要なPCやテレビ会議用カメラは、会社が貸し出すのだそうです。
以前にも、このブログで紹介させていただいたのですが、政府のe-Japan戦略では、「2010年までにテレワーカーが就業者人口の2割となることを目指す」という目標が掲げられています。目標達成は、なるかしら?!
■IT業界での動き
2006年8月22日の日本経済新聞の記事によれば、NECや日本ヒューレット・パッカード(HP)などIT(情報技術)大手4社が本格的な在宅勤務制度を導入することが決まり、先行する日本IBMを含めた大手5社の従業員の半分にあたる約3万人が在宅勤務を利用できるようになるとのことでした。
※そのニュース記事を読んだときの感想はこちら。
→ IT大手に導入広がる「在宅勤務制度」
あれから、約7ヶ月が経過。
多様な働き方を認める方向に、IT大手は、着実に動いてきているように感じました。
昨年の秋から、月の約半分は、片道90分かかる事務所に出勤しています。在宅勤務でなくてもいいけれど、この移動時間、有効に活用できるといいのになぁ。というわけで、自己啓発と読書に使うことにしました(^^)
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