大臣からの返事(出産育児一時金・不妊治療)
少子化対策の運用上の課題に関する意見募集について、
高市大臣からの「返事」が、初めて公開されました!
今回公開されたのは、11月(初回)の意見募集テーマ
- 出産育児一時金など、出産時の経済的負担について
- 不妊治療について
に対する返事です。
「返事」の詳細は、下記のリンクから参照できます。
→ 内閣府HP「少子化に関する意見募集」に
お寄せいただいたご意見への対応
~大臣からの返事~
「11月の少子化に関する意見募集の結果について」の中で、「運用面に関する意見」に分類されている意見に対して、返事を頂けています。
改めて見直してみると、例えば、不妊治療について、「(助成金の引き上げや所得制限の緩和、保険適用の拡大等)経済的支援を更に充実してほしいという意見が73%と多かったのですが、これは「運用面以外で多く寄せられた意見」に分類されています。つまり、寄せられた意見の数は多かったけれど、募集目的に合っていないと内閣府が判断した意見(運用面以外に関する意見)が73%もあった、ということです。そして、この73%に対しては、返事がなかった、ということになります。よね?
募集していたのが「運用面に関する意見」だったので、それ以外の意見に対して返事がないのは当然かもしれませんが、一言欲しかったかも。少なくとも、どんな意見が多いのかは、理解してもらえたとは思うので、無駄にはなっていないとは思いますが。
12月以降のテーマについても、徐々に、返事を頂けそうですね。もしかしたら、フィードバックがないんじゃないかと思っていましたが、ちょっと安心しました。
このブログの関連記事:
- 3月の意見募集テーマは、子育て支援拠点とワーク・ライフ・バランス(2007年03月04日)
関連情報へのリンク(少子化対策に関する意見募集関連)
- 第1回の意見募集テーマ(2006年11月30日締切)
- 出産育児一時金など、出産時の経済的負担について
- 不妊治療について
→ 11月の少子化に関する意見募集の結果について
→ 大臣からの返事(出産育児一時金・不妊治療) NEW! - 少子化に関する意見をお聞かせください
現在募集中のテーマを知ることができます。 - 少子化に関するご意見募集
現在募集中のテーマに対して意見を送るときは、このページにある送信フォームから。
« 子の悩み知る父親は3割 | トップページ | フランスの少子化対策を日本で実施したら? »
いつもためになる記事をありがとうございます。こんな回答があったなんて、毎回投稿している私にはうれしい限りでした。
この初回のアンケートには答えなかったものの、出産助成金でしたっけ?30万円⇒35万円に増えたのに、病院の出産費用も値上げしたのに、納得がいかず、それを記事にしていたWM styleのコメントに「是非、投稿してください」と書いたら、これについても、「便乗値上げはやめて欲しい」というようなアンケート結果がいくつかあったようで、回答がよせられていましたね。回答としては便乗値上げではなく、産婦人科は既に何年も赤字経営でそれを埋めるという答えなのだとか。。。
でも、せっかく助成金が増額されても、出産費用が値上げされたら、何の意味もないのに。。。と、おもっちゃいます。
投稿: ちゃい | 2007年3月 7日 00時33分