「食育白書」が公開されました
初めての「食育白書」が、2006年12月27日に、
内閣府の食育推進のページから公開されました。
→ 平成18年版食育白書(概要)
→ 平成18年版食育白書(全体版)
政府が食育白書を閣議決定したのは11月24日。
公開まで、約1ヶ月間、待ちました(^^;
さて、「食育白書」の全体版はかなりの分量がありましたので、閣議決定されたときにニュース記事で取り上げられていた、『食生活の変化』について、該当箇所を読んでみました。
1) 毎日一緒に夕食をとる家族の割合は1976年に36.5%だったのが、2004年には25.9%まで低下。同年の調査では「週2、3日」との回答が36.3%で最も多かった。
2) 小中学生の朝食の欠食率は3%程度にとどまっているが、05年度の調査では小学生で2割、中学生で4割が「自分ひとりで」朝食をとると答えている。
また、「孤食」と「個食」について書かれていたため、その違いを知ることとなりました。
- 「孤食」
家族が暮らしている環境下においても子どもだけで食事をとること。 - 「個食」
家族一緒の食卓で特段の事情もなく別々の料理を食べること。
「孤食」は絶対にしないように心がけたいと思います。
「個食」も、なんか、寂しいなぁ。
平成18年版食育白書(本編)
食育推進にいたる背景と取組の本格化
第1章 「今なぜ食育なのか」
第1節 食をめぐる現状と課題
(食の変化)
…中略…
食を通じたコミュニケーションは、食の楽しさを実感させ、人々に精神的な豊かさをもたらすと考えられることから、楽しく食卓の機会をもつように心がけることは重要であるが、昨今、生活時間の多様化、単独世帯の増加等とも相まって、家族等と楽しく食卓を囲む機会が少なくなりつつある(図表-4、5、6)。家族が暮らしている環境下においても子どもだけで食事をとるいわゆる「孤食」や、家族一緒の食卓で特段の事情もなく別々の料理を食べるいわゆる「個食」が見受けられる。
引用元: 内閣府 - 食育推進 > 食育白書 > 平成18年版食育白書(本編)
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