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2006年12月18日

絵本「ラヴ・ユー・フォーエバー」

ラヴ・ユー・フォーエバー」は、娘のお気に入りの絵本です。
祖父母からプレゼントしてもらいました。

「絵本、読もうか。好きなの1冊、持っておいで」と言うと、
最近、娘は、決まってこの絵本を持ってきます。

★注意事項★
以下で、「ラヴ・ユー・フォーエバー」の内容に触れています。
これからお読みになる方で、内容を知りたくない方は、
ネタバレの部分がありますので、以下の記事はご遠慮くださいね。

この絵本の中では、生まれたばかりの赤ちゃんが、
2歳になり、9歳になり、ティーンエイジャーになり、
青年になり、父親になっていきます。

その物語の中で、親の愛情が描かれています。
愛が伝えられていく様子が描かれています。
それが、結構いいかも。

子どもたちに読み聞かせているうちに、
絵の素晴らしさにも気付きました。
この本を読む機会があったら、
ぜひ、絵も、注意して見てほしいなと思います。

赤ちゃんが育った家の窓枠の色は緑色。
その窓の外に見えるのは、お月様と桜の木です。

赤ちゃんの成長に伴って、
お月様の大きさが、満月、半月、三日月へと変わっていきます。
お月様の大きさは、何を表しているのでしょうか?

赤ちゃんの成長に伴って、
窓の外の桜の木が、大きく育っていきます。
赤ちゃんが大人になったときには、満開の桜の花。
そして、お母さんがおばあちゃんになった時には、
秋色に色づき、葉を散らしています。
桜の木は、何を表しているのでしょうか?

お月様と桜の木の変化に自分たちで気付くように、
子どもたちに読み聞かせながらフォローしました。
子どもたちは変化に気付くだけでも十分ですが、
親の私は、その変化の意味することが何かについても
考えました。

─── ◇ ─── ◇ ─── ◇ ───

私の感想。

「ゆらーり、ゆらーり、ゆらーり、ゆらーり」と、
赤ちゃんを抱きしめるような気持ちで、
子どもたちの成長を支えてあげられるといいなと思いました。

どこにも諭すような言葉は見当たらないけれど、
やさしく諭されたように感じた絵本でした。

4265800815 ラヴ・ユー・フォーエバー
ロバート マンチ 作
乃木 りか 訳
梅田 俊作 絵

岩崎書店 1997-09

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