絵本「ラヴ・ユー・フォーエバー」
「ラヴ・ユー・フォーエバー」は、娘のお気に入りの絵本です。
祖父母からプレゼントしてもらいました。
「絵本、読もうか。好きなの1冊、持っておいで」と言うと、
最近、娘は、決まってこの絵本を持ってきます。
★注意事項★
以下で、「ラヴ・ユー・フォーエバー」の内容に触れています。
これからお読みになる方で、内容を知りたくない方は、
ネタバレの部分がありますので、以下の記事はご遠慮くださいね。
この絵本の中では、生まれたばかりの赤ちゃんが、
2歳になり、9歳になり、ティーンエイジャーになり、
青年になり、父親になっていきます。
その物語の中で、親の愛情が描かれています。
愛が伝えられていく様子が描かれています。
それが、結構いいかも。
子どもたちに読み聞かせているうちに、
絵の素晴らしさにも気付きました。
この本を読む機会があったら、
ぜひ、絵も、注意して見てほしいなと思います。
赤ちゃんが育った家の窓枠の色は緑色。
その窓の外に見えるのは、お月様と桜の木です。
赤ちゃんの成長に伴って、
お月様の大きさが、満月、半月、三日月へと変わっていきます。
お月様の大きさは、何を表しているのでしょうか?
赤ちゃんの成長に伴って、
窓の外の桜の木が、大きく育っていきます。
赤ちゃんが大人になったときには、満開の桜の花。
そして、お母さんがおばあちゃんになった時には、
秋色に色づき、葉を散らしています。
桜の木は、何を表しているのでしょうか?
お月様と桜の木の変化に自分たちで気付くように、
子どもたちに読み聞かせながらフォローしました。
子どもたちは変化に気付くだけでも十分ですが、
親の私は、その変化の意味することが何かについても
考えました。
─── ◇ ─── ◇ ─── ◇ ───
私の感想。
「ゆらーり、ゆらーり、ゆらーり、ゆらーり」と、
赤ちゃんを抱きしめるような気持ちで、
子どもたちの成長を支えてあげられるといいなと思いました。
どこにも諭すような言葉は見当たらないけれど、
やさしく諭されたように感じた絵本でした。
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ラヴ・ユー・フォーエバー ロバート マンチ 作 乃木 りか 訳 梅田 俊作 絵 岩崎書店 1997-09 |
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