丸めて収納できるピアノ
ピアノやエレクトーンは習っていないけれど、気が向いたときにちょっと弾いてみたい。そんな理由で、我が家にキーボードがやってきたのは、今から数年前のことでした。
この記事では、そんな我が家のキーボード利用の現状と課題、そして、その課題の解決策(案)を紹介します。
■現状: ちょっと古いけどまだまだOK
我が家にあるキーボードは、CASIOの光ナビゲーションキーボード LK-60です。息子が保育園児だった頃に買ったので、ちょっと古めですが、まだまだ十分使えます。
購入した当時、ピアニカをちょっと大きくしたくらいの、子ども向けの小さなキーボードも売られていました。それを買っても良かったのですが、旦那様の「オレも弾きたい」との一言で、普通の大きさのものを買うことになったのです。大人が弾くんだったら最低5オクターブは必要かな、インターネットから最新曲をダウンロードしなきゃいけないほどレパートリーは増えないだろうから、ということで選んたのがLK-60でした。
「光ナビゲーションキーボード」という名前のとおり、鍵盤が赤く光って、次に弾く鍵盤を教えてくれるので、独学でキーボードを修めようとしている人たちには良い商品だと思います。
※現行の製品をCASIOのWebサイトから見ることができます。
→ CASIO - 電子楽器 - 光ナビゲーションキーボード
■課題: 置き場所
たまにしか使わないので古くても問題ないのですが、置き場所をとってしまうのが難点。最近では「弾く」ことは減り、もっぱら「聴く」ための電子楽器になっています。というのも、ソングバンクに入っている曲とリズムを聴いている方が多いからです。
例えば、ソングバンクには、「となりのトトロ」と「さんぽ」が入っています。3歳になってからトトロ大好きになった娘は、ソングバンクの番号を覚えていて、この2曲ばかりをキーボードにデモ演奏してもらい、聴いています。
また、小学生の息子にリズム機能の使い方を教えたところ、これがまた良かったみたいで(^^; レイブ、テクノ、ユーロビート、ラップ、ディスコなど、自動伴奏機能のボタンを押すのに熱心になっていました。。。
旦那様は、キーボードを弾く余裕はなさそうな雰囲気。。。
というわけで、聴いてばかりで弾いていない状態。それも時々しか聴かない、弾かないというのが現状。使用頻度が低いので片付けたいのですが、大きくて片付ける場所がない... orz
LK-60の大きさは、幅850mm×奥行400mm×高さ100mmくらい。なんといっても5オクターブ分ですから、幅をとります。現行製品だと、LK-102(943×373×125mm)が一番近い大きさかな。
■解決策: 丸めて収納できるピアノがある?!
置き場所の悩みを解決してくれる製品を、先日見つけました!それは、丸めて収納できるピアノ。その名も「ローリングアップピアノ」です。そのときに撮った写真が、下の写真です。※写真撮影OKでした。

ニッセンのWebサイトで、より詳しい情報や、写真を見ることができます。丸めてコンパクトにして、トートバッグに入れれちゃいそうな大きさに畳めちゃいます。ちょっと弾かせてもらったのですが、私のような素人がたまに弾く分には全然問題がなさそう。丸めたままでも弾けました。
これなら収納スペースの課題は解消!4オクターブ分しかないけれど、旦那様がほとんど弾かないのなら、我が家の場合、これでも十分では?しかもお値段も1万円を切っているし。
■結論: 覚えておいて現状維持
LK-60を買う前に、「ローリングアップピアノ」の存在を知りたかったです。。。
あるものは有効に使おう!ということで、LK-60が使えるうちは(買い換えたくても)買い換えません。現状維持。置き場所の課題は残るけれど。。。
LK-60の奏でる「さんぽ」を聴きながら、娘と手をつないで、プラレールの線路をまたぎつつ、部屋の中を散歩をするのって、なかなか好きですし、まだ当分はLK-60を使います。もし壊れて使えなくなったら、そのときはきっと「ローリングアップピアノ」を思い出すんじゃないかと。
■余談
ショパン国際ピアノコンクールのドキュメンタリー番組を、かなり前に見たことがあります。コンクールの期間中、ピアノを弾ける練習場所を確保できず、鍵盤の絵(だったかな?)で練習していたピアニストがいたのを覚えています。ローリングアップピアノを見て、まっさきにあのピアニストのことを思い出しました。
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ロールピアノ、私は山野楽器の通販で知ってますよ。
鍵盤タッチなどで実はピアノ弾きには不評なのですが。ピアノがない場所での練習用って感じですね。「ないよりはまし」です。まぁ、紙鍵盤の音が出るやつだと思えば・・・(笑)
私も買うかもしれないけど、多分、ピアノがない場所での簡易ピアノの代わり、だろうなぁ・・・。音楽ボランティアの場所って、結構そういうところが多いみたいなので。
ショパンコンクールのドキュメント、私はブーニンが優勝したとき(ブーニンとは同級生なのです、私)に見ましたが、ヘンな形のピアノしかなかったというのをやってました。紙鍵盤の人も、見たことがあるかも・・・。
投稿: おそなえ餅1号 | 2006年11月13日 11時39分
★おそなえ餅1号さん
コメント、ありがとうございました。私が知らなかっただけで、調べてみると、ロールピアノって、他にもいろいろあるんですね。
利用シーンで「音楽ボランティアの場所」をあげていらっしゃいますが、私も同じようなことをイメージしていました。以前、スポーツ少年団の指導の手伝いをしていたことがあるのですが、そのときに必要になったことがあったからです。
ブーニンが優勝した時のドキュメンタリー番組、見ました。その当時、友達が熱狂的なファンだったので(^^)
投稿: windy | 2006年11月14日 04時41分