乳がんに関する2万人女性の意識調査
「第2回 乳がんに関する2万人女性の意識調査」調査結果によれば、半数以上女性が乳がん検診を受けたことがないのだそうです。自治体の検診対象年齢に満たない方々が25%くらい、調査対象に含まれていますが、このことを考慮しても多い割合かなと感じました。毎年受診するものだと思っていたので。
自治体における乳がん検診の有無を「わからない」と回答した人が、41.8%もいたそうです。妊娠・出産・子育てのさまざまなシーンに対する制度・サービスが存在していても、その認知度が低いことが課題として挙げられていますが、これはもしかしたら他の制度にも言えることなのかもしれないですね。
「第2回 乳がんに関する2万人女性の意識調査」調査結果
総括
今回の調査結果により、8割以上の女性が乳がんに関心を示す一方、「日本人女性の30人に1人以上がかかる」事や「30~64歳の女性のがん患者の死亡原因のトップである」といった乳がんに関する実態を理解している人は全体の約2割にとどまり、依然として乳がんに関する認識が低いという実態が浮き彫りとなりました。
また、半数以上の人が乳がん検診の経験はなく、日本人女性の原因別死亡者数は「乳がん」が「子宮がん」の約2倍に及んでいる(厚生労働省 平成17年人口動態統計 死因簡単分類別にみた性別死亡者数より)にもかかわらず、検診受診率は「子宮がん」より下回っていることが分かりました。
…中略…
乳がん検診を受けるきっかけとして最も多い回答は「市区町村の検診内容にあったから」で、自治体の担う役割の重要性が明確になりつつも、自治体における乳がん検診の有無を「わからない」とする人も4割以上存在することから、検診に関する広報の積極的な実施も乳がん検診の受診者拡大につながると考えられます。
引用元: gooリサーチ結果 (No.136)
私は、今月、乳がん健診に行く予定です(予約済み)。会社の女子従業員健診として、会社の提携施設で受診します。
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- 妊娠、出産で変わる病気のリスク(2005年10月15日)
産んだ人のリスクは?産まない人のリスクは?という話題について触れています。 - 30代の乳がん検診廃止(2004年03月13日)
ちょっと古い記事ですが、授乳中に乳がん健診を受けたときの、ちょっぴり苦い思い出を書いています。 - 映画のクライマックスでお迎えコールが鳴ったら?(2006年01月29日)
映画のレビュー記事なんですが、女子従業員健診の日の夕方に起きたことを書いています。
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先月、ピンクリボンのスマイルウォークに参加してきました。もとは欧米で多かった乳がん。しかし今や、食生活等の変化により、日本人女性の22人に1人が発症するといわれています。他人事と思っていたり、検診は時間がるときに・・・と思ってしまいがちですが、本当は身近な病気、そして自分で見つけることのできる数少ない癌なんですよね。といいつつ、私も未だ検診を受けたことのない一人。でも、今年中にマンモを受けてきます!そのときはレポートを書けたらいいな。
投稿: みち | 2006年11月 2日 12時28分
★みちさん
コメント、ありがとうございました。スマイルウォーク、参加されたんですね。
「ピンクリボン」という言葉をきくたびに「健診行かなきゃ」と思うのですが、月1回の自己チェックはなかなかできていません(^^; 給料日の日にチェックするようにすると結構忘れないときいたことはあるんですが、実行できてなくて。きちんと意識しなくては、ですね。
投稿: windy | 2006年11月 3日 09時31分