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2006年9月11日

子育てに正解はあるのか

婦人公論 2006年9月22日号(9月7日発売)に、
子育てに正解はあるのか
という特集が掲載されています。

もちろん、この特集記事に、
「正解は○○です。」とは書いてありません(^^;
いろんな切り口で、
複数の方の体験談や、
複数の方からのアドバイスが載っています。

特集
子育てに正解はあるのか

〈熱血対談・あえて苦言を呈する〉
引きこもりや不登校は親にしか直せない
長田百合子×廣中邦充

〈心療内科医のハッピーアドバイス〉
孤軍奮闘するお母さんのSOSを見逃さないで
明橋大二

〈ルポ・ぜいたくな悩みと言われても〉
元・優等生母が、わが子の出来に苛立つとき
在田香菜

〈読者体験手記〉
子育てに失敗した私・失敗された私

引用元: 婦人公論 2006年9月22日号の目次から抜粋

この特集の中で、私が一番じっくりと読んでしまったのが、明橋先生の記事の「甘え」に関する部分です。

「甘やかす」とは、言い換えれば過干渉・過保護で、大人の都合によって子どもを支配する行為。一方の「甘えさせる」は子どものペースを尊重し、その子の存在を認めることです。この違いをまずきちんと踏まえることが大切です。
…中略…
じつは、子どもを甘えさせるには、親自身に甘えの経験がないと難しいものなのです。しかし、私のところにやってくるお母さんと話していると、ご自身が、親から「甘えてはダメ」と否定され続けた成育暦を持っていて、自己評価が非常に低いという一面が浮かび上がってくる。
…中略…
そこで、子育てに悩む母親の周囲にいる方々にお願いしたいのは、よき聞き手になってあげてほしいということ。
引用元: 婦人公論 2006年9月22日号

たしかにそうかも。特に、「甘えさせる」ことについては、もっと意識しなくてはいけないなと思いました。

ご存知の方も多いかと思いますが、明橋先生は、100万部を突破する売り上げを記録した「子育てハッピーアドバイス」を書かれた、心療内科のお医者様です。先週、シリーズ三冊目が発売されています。今まで読んだことがなかったのですが、婦人公論の記事を読んで、ちょっと読んでみようかなという気持ちになりました。。

4925253239 子育てハッピーアドバイス3
明橋 大二 太田 知子
1万年堂出版
2006-09-06

子育てに正解はあるのか?

正解は一つではないと思う。
できるだけ正解に近いこと、子どもたちにしてあげたい。
自分の親の子育てを手本にしたり。
どこかに書いてあったことを実践したり。
これでいいのかなと思いながら子育てしています。

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コメント

ほんとに、子育てに正解はないんですよね。いつでも迷路に中にいる気分になったりします・・・「甘えさせる」・・簡単なようで難しいんですよね。
明橋さんの「ハッピー子育てアドバイス」シリーズの3作目が出たんですね~ 読んでみようかな。
以前、取り上げた記事があるので、TBさせてください。 読んだときに、自分で思ってた以上に心に響いたものがあったので、書いた記事です。

「甘やかす」と「甘えさせる」本当だ、意味が全く違いますよね。どっちかというと私自身子供のときは「甘えさせてもらえてない」環境だったかもしれません。両親の離婚、再婚などで。かなりギクシャクした生活をしてたので、私の子供たちには、絶対そんな環境したくないのですが。上の子は4歳ですが、もう抱きしめたりすると恥ずかしくて嫌がるようになってきて、でもたまに嫌がらない時があるんです。それが「甘えたい」と思ってる時なのかなと思います。育児って難しいです。うちの母は「子育てに失敗したかしてないかはその子が大人になったら分かる」と言います。そうなんでしょうか?自分が死ぬまで、失敗かどうか分からないと思うような気がします。

★makiさん
コメント、ありがとうございました。
> 迷路に中にいる気分になったりします
私もそんなふうに感じることが、たまにあります。そんなときは、実家の母によく電話します。話しているうちに、何となく方向性が見えてくることも。母にはいつも感謝しています。母だけでなく身近な誰かを心配させたくない時は、本屋さんの育児書の棚付近に碇(いかり)をおろしていることも(^^;

★ShunKanママさん
コメント、ありがとうございました。「甘やかす」と「甘えさせる」の違いを、私は自分に言い聞かせるように読みました。明橋先生の「ハッピー子育てアドバイス」の中でも触れられているようですね。
子育てに成功したのかどうかは、ある一時期だけで判断できるものではないと思っています。ShunKanママさんがおっしゃっているように「自分が死ぬまで、失敗かどうか分からない」かも。愛情を持って接することかな、とか思いつつ、迷いながら、試行錯誤しながら、子育てしています。

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