「キレる子」の原因探れ、食事・睡眠など追跡調査へ
「キレる子」の原因を探るための追跡調査が、行われるそうです。
文部科学省の「情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会」の結果を受けて、特定の児童を対象に選んで、生活習慣や家庭環境が「キレる」ことにどのように影響があるのか、定点観測調査を行うとのこと。テーマごとに2000人を対象とするそうですので、結構大規模な調査になりそうです。
どんな結果が出るのでしょうか?教育の現場だけでなく家庭での子育てでも役立つと思うので、調査結果に興味があります。数年に渡って調査するようですので、結果が出るのはまだまだ先のことになりますね。
他の調査で、「乳幼児の段階で規則正しい生活リズムが形成されると、情緒的に安定する」との結果が出ているそうで、文部科学省が「早寝早起き朝ごはん」運動を推進しています。ですから、「早寝早起き朝ごはん」などを実践しながら、定点観測調査の結果を待ちたいと思います。
「キレる子」の原因探れ、食事・睡眠など追跡調査へ
児童・生徒が授業中などに突然、「キレる」原因を解明しようと、文部科学省は2007年度から、「定点観測」調査に乗り出す。
食事、テレビ視聴などの生活習慣や家庭環境が「キレる」現象にどう影響しているかを探ることで、生活・学習指導に役立てるのが狙いだ。
…中略…
幼稚園や小学校時代から特定の児童を対象として選び、保護者の同意を得た上で、数年間にわたり調査する方針だ。〈1〉朝食摂取状況や睡眠時間などの生活リズム〈2〉テレビ視聴やテレビゲームをする時間〈3〉家族構成――などを研究テーマとし、これらの要素と行動がどうかかわっているかを分析する予定だ。調査は、例えば五つの研究テーマで2000人ずつなどとする規模を想定している。
引用元: YOMIURI ONLINE(読売新聞) 政治(2006年09月09日)
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