全国おやじサミット ｉｎ 鳥取

全国おやじサミットが、先週末、鳥取県で開催されたそうです。

鳥取で全国おやじサミット
　第四回全国おやじサミット（同サミット実行委員会主催）が二日、鳥取市扇町の県民ふれあい会館で開かれ、県内外から参加した約三百人の”おやじ”たちが、子育てを通じて地域づくりにかける熱い思いを語り合った。
…中略…
「他人の子どもをしかることができるか」という問題提起に、参加者が「子どもとの信頼関係が大事。しっかり知り合い、しっかりしかり、しっかりほめる。そういう地域のおやじになりたい」と発言、賛同の拍手が起きた。また、広島県廿日市市の野坂中学校区「おやじの会」の代表は「男の子が中学生になると、父親の出番。それまでに親子関係を十分に築いておく必要がある」と指摘した。
引用元： 山陰中央新報（2006年09月03日）

息子の通う小学校では、今年の２月に「おやじの会」が誕生しました。運動会の時に、おやじの会の皆さんが、グランド整備や場内パトロールに協力している姿を見かけました。目立った活動ではありませんが、父親パワーで下から支えてもらっているような安心感があり、いいなと感じました。また、無理なく参加できそうな雰囲気も良さそうでした。

昨年の京都大会で採択された大会宣言（おやじ宣言）は、以下のとおりです。この宣言のすべてを実践できたらすごいですけれど、できる人ができる時にできるコトに取り組めばいいのではないかと思いました。

　◆京都大会宣言（おやじ宣言）

1. 我々おやじたちは、子どもに生きる力を与え、生命の大切さを教え、心豊かなやさしい子どもに育てる。
2. 我々おやじたちは、地域の活動に率先して参加し、地域のおやじであることをしっかりと子供たちにアピールする。
3. 我々おやじたちは、地域で、昔ながらの「こわいおっちゃん」「優しいおっちゃん」になる。
4. 我々おやじたちは、地域の子どもたちを、あらゆる危険から守り育んでいく。
5. 我々おやじたちは、家庭が担うべき役割と責務を自覚し、それを地域の中で熱く訴えていく。

他の記事でも書きましたが、「地域のおやじ」になるのもいいけれど、まずは、自分の「家庭のおやじ」になってほしいなと思います。その上で、「地域のおやじ」として活動していただく分には賛成です。地域よりももっと身近な、自分の「家庭のおやじ」としての活動を期待しちゃいます（＾＾；

全国おやじサミット、来年は広島県、再来年は富山県で開催されるそうです。おやじの会は全国に沢山ありますので、各おやじの会のWebサイトをのぞいてみてもいいかも。おやじ日本や日本「おやじの会」連絡会にリンク集があります。

このブログの関連記事：

• 全国おやじサミット ｉｎ 京都
  （2005年09月04日）
  2005年の全国おやじサミットについて、紹介しています。
• おやじの会、できることから取り組もう
  （2006年05月28日）
• 「日本おやじの会連絡会」創設に向けて
  （2006年02月08日）

関連情報へのリンク：

• 第4回 全国おやじサミット in とっとり
• 第3回 全国おやじサミット in 京都
• 日本「おやじの会」連絡会
  京都おやじの会が事務局を担当しています。2005年9月3日に京都で開催された「全国おやじサミット ｉｎ 京都」において、設立が決定されました。
• おやじ日本
• 全国各地で活躍する親父の会をご紹介 - All About［ボランティア］
  ガイドの筑波さんが集めた、全国各地のおやじの会のリンク集です。