2005年度の育児休業取得率、男性0.5%・女性72.3%
厚生労働省から、
「2005年度女性雇用管理基本調査」が発表されました。
この調査結果では、
育休取得率について、触れられています。
前回結果と比較してみたのが下表です。
引用元記事にあるように、
女性の取得率がアップしてきていますが、
男性の取得率は減っています。
|
取得率の増減も大切かもしれませんが、
育休をとりたい人がとれているか?
という点が、大切なのだと思います。
取得期間にも男女差がありますし、
企業規模によっても違っていますよね。
女性の取得率は、従業員30人以上の企業では、
育休の取得率が80%を超えたそうです。
従業員100人以下の中小企業を対象とした
「中小企業子育て支援助成金」制度が広がれば、
取得率はもっとアップするかも。
男性の育休取得率、微減の0.5%・05年度
厚生労働省が9日発表した調査によると、2005年度の男性の育児休業取得率はわずか0.5%にとどまった。しかも、04年度の前回調査より0.06ポイント低下している。「職場に迷惑がかかる」「出世に響く」などを取得しにくいとする理由に挙げる例が多く、政府が目標とする「男性の取得率10%」にはほど遠い状況だ。
今回の調査は「2005年度女性雇用管理基本調査」。調査時点は05年10月で、従業員5人以上の民間事業所1万25が対象。
…中略…
一方、女性の育休取得率は前回より1.7ポイント上がり72.3%。比較可能な1996年度以降で最高で、政府目標の80%に近づいてきた。
引用元: NIKKEI NET:主要ニュース
このブログの関連記事:
- 男が育休をとってみたら
(2006年03月31日)
※「経産省の山田課長補佐、ただいま育休中」の著者・山田さんの、小泉内閣メールマガジンへの寄稿内容に触れています。 - 企業の子育て支援策が拡充中
(2006年03月23日)
※「中小企業子育て支援助成金」に関する引用記事があります。 - 2004年度の育児休業取得率、男性0.56%・女性70.6%
(2005年08月09日)
※前回の調査結果について、触れています。 - 男性の育休取得率が79.2%の国
(2005年07月21日)
※その国の名前は「スウェーデン」です。
« 子育てで半日勤務OKに 国家公務員に新制度 | トップページ | Jリーグ観戦に行きました »
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 2005年度の育児休業取得率、男性0.5%・女性72.3%:
» いよいよ会社に (まず上司) [男の育児休暇]
上司に育児休暇の話をしてきました。
過去に一度、冗談のように話したことはあるのですが、さすがにかなり驚いていました。
一番気にしていたのはやっぱり期間でしたね。
今、私は結構大変な仕事をしているので業務の代替を非常に気にしていました。
とりあえず3週間程度と伝えると安心したようです。
あと、基本的に家にいるので何かあれば仕事のバックアップはするということは私の方から申し出ました。
人事も次世代育成支援対策推進法の認定マークを取りたがっているみたいですよー、などとほのめかしたり... [続きを読む]
» 父親を考えるフォーラム 「今、お父さんに求められているもの」 [地域委員からのメッセージ]
(クリックすると拡大します)
10月の ぴゅあ総合フェスタ パフォーマンス・メッセ2006 でも活躍された広岡守穂さん(中央大学教授)による講演です。
北杜市男女共同参画推進委員会の職場部会でも、男性の育児休暇取得を普及させるには?、子どもの授業参観や保護者会に父親が参加するようになるにはどうすればよいのか? ーー せめて年一回くらいはそうしてほしいと願って頭をひねってきました。
◎参考サイトWindy's MamaLog 記事「2005年度の育児休業取得率、男性0.5%・女性... [続きを読む]
コメント