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2006年5月10日

江戸絵本をネットで閲覧

江戸時代に庶民に親しまれた「江戸絵本」が、
国際子ども図書館Webサイトの「絵本ギャラリー」から
参照できるようになったそうです。

「絵本ギャラリー」の中の「江戸の絵本とジャポニズム」で、
厳選10作品の江戸絵本を、音声付きで閲覧できます。

音声付きで、全ページを見れるということなので、
2歳の娘と一緒に、さっそくアクセスしてみました。

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子どもが良く知っている話の方がいいかなと思い、
「桃太郎宝の蔵入り」(ももたろう)を選んでみました。

朗読は、落語家の林家正雀さん。
BGMは和楽器。凝っています。

実際の江戸絵本の各ページがそのまま表示されます。
表紙は色付きでしたが、中は、白黒。
文章はもちろん筆書き。
一般人がそのまま読むのはちょっと難しいかも。

朗読されている文章が、
絵本の文章と違っていることに、途中で気づきました。
今を生きる私たちに分かりやすい言葉遣いに変えて、
朗読してくれているようです。これなら子どもも大丈夫!

この絵本が書かれたのは1830-40年頃とのこと。
江戸時代後期の化政文化の作品だと思われます。
化政文化は、庶民中心の文化です。
その時代背景からか、興味深い点がいくつかありました。

  • 桃太郎は、桃の中からは生まれません。おじいさんとおばあさんは桃を食べて若返ります。そして、若返ったおばあさんから、桃太郎は生まれます。このストーリーなら、どんなふうに桃を切れば、中の赤ちゃんを傷つけないのかという点は問題になりません。
  • 桃太郎は、妊娠3年で生まれます。産み月になっても生まれず、なんとおなかの中に3年もいたということになっています。
  • きび団子をあげたときは、犬・猿・キジは動物として書かれていますが、鬼が島に行って戦う時には、なんと犬・猿・キジも武士の格好をしています。刀も下げています。
  • 鬼が島は、外国という設定です。桃太郎は鬼が島で「日本からきた桃太郎だ」と名乗っています。

絵本の最後のページに「廣重画」という文字が!
東海道五十三次で知られる浮世絵師の歌川広重が、
桃太郎の絵を描いていたとは。

親も楽しめました。

娘も最後まで、飽きずに見ることができました。
白黒の絵なので、知らない話だったら、
もしかしたら途中で飽きてしまったかもしれませんが。

題名:桃太郎宝の蔵入り
作画者:夷福山人作・歌川広重画
所蔵:国立国会図書館
版元:佐野屋 刊行年:1830-40年頃

桃から生まれた桃太郎が犬・猿・キジのお供を連れて鬼退治をするお話は、今でも広く親しまれております。少しちがうのは、桃太郎が、桃を食べて若返ったおばあさんから生まれることです。ところで十六歳になった桃太郎が鬼が島へ向かうお話の展開は、初めての体験を通じて、子どもが大人へと成長してゆく姿を描いているのでしょう。絵と文章のバランスよく配置された、デザイン的にも優れた絵本だと思われます。
引用元: 江戸の絵本とジャポニズム 桃太郎宝の蔵入り 

関連情報へのリンク:
 国際子ども図書館:絵本ギャラリー「江戸絵本とジャポニズム」

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