子どもを危険から守るためには?
幼稚園児の送迎途中に発生した、痛ましい事件が報道されています。
事件のあった滋賀県の幼稚園では、子どもの安全を考えて、グループ送迎から個別送迎に変更になったそうです。犯罪者から子どもを守るには、親がずっと付き添っているしかないのかしら?と考えさせられました。
子どもを危険から守るためには、具体的にどうしたらいいのか?そう思い、この週末、私が見てみたWebサイトの一部を紹介します。
■Benesse教育情報サイト
Benesse教育情報サイトには、「子どもの安全特集」という特集ページがあります。子どもを危険から守る具体的な方法を、専門家の先生方の特別授業を、動画で視聴することができます。※すべての情報を見るためにはメンバ登録(無料)が必要です。
【リンク】
子どもの安全 - Benesse教育情報サイト
子どもを危険から守るために「子どもと約束しておくことは何?」
「保護者の授業」の『子どもを危険から守る!(第1回)「子どもを取り巻くさまざまな危険」』を視聴してみました。講師は、子ども危険回避研究所 所長の横矢真理さんで、非常に分かりやすい授業でした。
印象に残ったのは、以下の点です。特に2点目について、私も「不安の棚卸」をしてみようと思っています。
- 犯罪から子どもを守ることは難しい。
なぜなら、犯罪者のタイプが違うのから、
この対策で十分とは言えないため。 - 漠然とした不安にかられているお母さんが多い。
不安を具体化(「不安の棚卸」)して、
具体的な対策を立てるように。 - 危険を事前に予測して、未然に防ぐことが大切。
■子どもの危険回避研究所
子どもの危険回避に関する情報が集められているWebサイトです。前述の横矢さんが所長をされています。
この研究所では、子育ての不安に関するアンケート結果をもとにして、「子どもを取り巻く危険分類図」を作成したのだそうです。分類は、事故、犯罪、いじめ虐待、病気、環境問題そして災害の6つ。この分類ごとに、関連情報が、リンク集としてまとめられています。
「生活習慣危険度チェック」のページも用意されています。大人用と子供用があるので、お子さんと一緒にやってみて、話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
「生活習慣危険度チェックをしてみてください。
まずは、犯罪や事故にあいにくい生活習慣を
身に付けることからはじめてみましょう。」
引用元:子どもの危険回避研究所のトップページ
【リンク】
子どもの危険回避研究所
生活習慣危険度チェック
いくつかのWebサイトを見てみましたが、親として、必要な知識をもっと身に付けなくてはと改めて感じました。
うちの息子はこの3月で放課後ルーム(学童保育)を卒業します。4月からは放課後一人で過ごす時間が今よりも増えるので、何がどんなふうに危険なのか、話し合ってみようと考えているところです。(不安をあおるつもりはありませんけれど。)
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