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2006年2月23日

「時短勤務」は女たちをラクにするか

『「時短勤務」は女たちをラクにするか』という記事が、婦人公論に掲載されていました。

〈ルポ・仕事も家庭も両立したいのに〉
「時短勤務」は女たちをラクにするか
取材・文:大沢玲子

働くかたわら、育児や介護を抱える人たちを支援するための「育児・介護休業法」では、勤務時間の短縮も認められている。が、その恩恵を感じている人は少ないようで……
引用元: 婦人公論 2006年3月7日号(2月22日発売)

婦人公論の記事を読みました。短時間勤務している方々の苦労や努力を知ることができ、為になり、励みにもなりました。

以下、私の場合について、書きます。

下の子の育児休職から復職した後、1日6時間の育児短時間勤務をしていました。

私にとって、短時間勤務の恩恵はそれなりにありましたが、1年も経たないうちに、フルタイム勤務に戻してしまいました。

理由は以下のとおりです。

◇理由1: フルタイム勤務でも十分働けることが分かったため。

短時間勤務でも、結局は残業が必要でした。旦那様と二人でやりくりして、当番を決めてお迎えに行くことで、やっていけることが分かったため、フルタイム勤務に戻しました。

◇理由2: 母乳が出なくなったため。

復職したばかりの頃は、母乳が出ていました。復職後2ヶ月経った頃から、母乳の出が悪くなりました。同じ頃、娘の歯が生えてきたため、噛まれることが多くなり、母乳+粉ミルクから、粉ミルクだけに変更しました。

マイナス2時間の短時間勤務にすれば、朝1回、夕方1回、母乳をあげれる回数を確保できるかも?と考えていましたが、その母乳が出なくなってしまったため、短時間勤務に対する魅力が薄れてしまいました(^^;

◇理由3: 子どもが成長したため。

私は育児休職を1ヶ月取っただけで復職しました。その頃はまだ本当に幼かったので、「お世話してあげなければ」という気持ちと「働きたい」という気持ちの両方を満足させるために、短時間勤務という選択をしました。

短時間勤務からフルタイム勤務に戻したのは、娘が10ヶ月のときでした。この頃には、娘もかなりしっかりとしてきていたので、保育園の先生からもお墨付きをいただき、フルタイム勤務に変更しました。

◇理由4: 正しく評価されない可能性があったため。

同じ職場の皆さんと同じように働いても、「短時間勤務」ということだけで、低い評価につながる可能性があることを知りました。

「6時間の短時間勤務だから、
 評価も6/8になるんだよね?」

と上司に質問されたとき、私が感じた危機感は相当なものでした。このとき、短時間勤務ということだけで、給料だけでなく、評価も6/8されてしまう可能性があることを知りました。

上司に制度を説明したところ、制度で決まっていることは理解していただけましたが、制度が正しく運用されない可能性と、私が感じた危機感をぬぐうことはできませんでした。

そこで私が考えた対策が、フルタイム勤務に戻すこと。短時間勤務でも残業が必要でしたし、フルタイム勤務で定時退社させていただいた方が気持ちが楽だったので、「短時間勤務」のリスクを減らせると考えたのです。

正しくない評価を受け取るがイヤだったから、そうなる前に短時間勤務をやめました。

消極的だったかなぁ。でも私、ゴタゴタして傷つくのがイヤだったんです。そのゴタゴタを未然に防ぎたかったのです。

     ◇     ◇     ◇

というわけで、短時間勤務は、今の私にとっては、あまりメリットを感じられない制度です。

旦那様、息子、娘、保育園の先生方に支えられながら、フルタイム勤務、できています。周囲の皆さんの協力と理解に感謝!いろいろありましたが、私は恵まれている方だと思います。

短時間勤務に戻しちゃおうかな、と考えることもたまにありますが、フルタイム勤務でいけるうちは今のままいっちゃおうと思います。

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コメント

> 短時間勤務でも、結局は残業が必要でした。

そうなんだよねぇ、制度だけあっても決まった時間だけ働けば帰れるような職種じゃなかったら意味がないよねぇ

私の職場で短時間勤務されてる方も、結局残業したり、正しい評価がされてるのかかなり悩んだりしたそうで、結局2年目に通常勤務にしたそうです。私へのアドバイスも「出来るなら最初から通常勤務がいいと思う」ということなので、この短時間勤務というのはまだまだきちんと浸透、、、あるいは、認知されないと難しい働き方なのかもしれませんね。

短時間勤務、私は必要です。夫の協力もあてにならず(同じ社内なのに!?)実家も遠方ですから、夕方のお医者の受付に間に合う時間がなければやって行けましぇ~ん!仕事は研究所なので、勤務時間中の仕事の段取りはムリクリつけます。フルタイムの後輩に引け目を感じないようにこれからも頑張ります。

ぶぅさん、コメントありがとうございます。時間だけ働けば帰れるような職種ではないので、短時間勤務以外の育児支援制度もあったらいいなと思います。例えば、「親業休暇」とか。会議はコアタイム内に行うという行動指針を作るとか。やむを得ず帰宅しなくてはならない時や、やむを得ず休まなければならないときの支援とか。
贅沢すぎかな?! もちろん自分でできる努力はするつもりです。

MizukiMaMaさん、コメントありがとうございます。きちんと評価されないことは、短時間勤務で働く人に限らず、嫌なものですよね。
うちの会社では、短時間勤務であるか否かは、評価に影響はないってことになっています。これが評価者に浸透しているかについては疑問が残ります。正しく評価したかが評価されていないのが課題だと思っています。

勤続17年さん、はじめまして。コメントありがとうございます。「夕方のお医者の受付に間に合う時間がなければ…」とのこと、同感です。
ひとりひとりの事情を配慮してもらえるようになるといいのにな。

はじめまして。過去記事にコメント失礼します。。。
いつもサイトに遊びに来ては勉強させていただいてます。ありがとうございます。
時短勤務中の私にとってはとても共感できる記事に出会えて嬉しかったです。
事前にご承諾無くTBしておりますが、ご迷惑な状況でしたら削除して下さい。

★ワーキンママさん
コメント、ありがとうございました!ワーキンママさんのブログの記事を読んで、時短勤務していた当時のことを思い出し、私も共感させていただきました。
ワーキンママさんは、5時間休憩なしの時短勤務をされていらっしゃるのですね。私の勤めている会社には存在しない時短勤務のパターンでしたので、時短勤務も様々なのだなと勉強になりました。
TBは届かなかったようです。。。残念。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

まだ子供のいない夫婦二人暮らし3年目です。
子供を作らない理由?作れない理由?は私自身にあります。
(主人は子供が欲しいようです)
現在28歳、フルタイムで営業職です。
男性9割の職種で働いていますが、タイムロスがただただ怖いのです。

私自身、きっと子供が出来たら両立できるタイプではありません。仕事を辞めるだろうと。あ、これは育った環境とか、自分が育ったように子供を育てたいと言う私の単なる願望ですが。

つまり、きっと辞める時が子供を作るときだと感じてしまっているのですね。

むずかしいです。

★hisakoさん
コメント、ありがとうございました!
> むずかしいです。
むずかしいですよね。いろいろ考えちゃいますよね。いまだに、これでよかったのかな?ああしなければよかったのかな?などと、自問自答を繰り返し、自分の存在意義を考え、おろおろしながら、たどたどしく進んできています。時間の流れと同じく、前に進むしかないから。
振り返ってみると、なるべくしてなってきたようにも思います。あのとき、あの言葉を聞かなかったら、私は独身をとおしていたかもしれないし、あの時期、体調がよかったら、子どもなんて考えなかったかもしれません。hisakoさんのコメントを読みながら、あの当時の私のことを思い出しました。よいきっかけをありがとうございました。
良いタイミングで良い選択ができますように、祈っていますね。

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