企業の育児支援策拡充相次ぐ
企業、育児支援手厚く 少子化対策相次ぐ
国内の主要企業が社員の子育て支援策を相次いで拡充し始めた。東京海上日動火災保険やサントリーなどは子供が小学3年生になるまで勤務時間を短縮できる制度を導入、日産自動車は妊娠がわかれば即座に産前休暇を認める。有能な人材を確保するうえで、仕事と育児を両立できる職場環境づくりが不可欠との認識が広がっている。政府も次世代育成支援対策推進法(次世代法)で、企業に少子化対策の計画策定を義務付けており、産業界の取り組みが加速しそうだ。
引用元: NIKKEI NET 最新:Biz-Plus.
朝刊記事では、「企業の支援策が
実際にどの程度活用されるかはなお不透明」であり、
「制度はあっても利用しにくい雰囲気がある」
と書かれています。
「企業における育児支援制度」に関する調査の結果をみても、
自社の育児支援策に不満な人は91.3%もいます。
「効果はあると思うが、実際に利用するのは難しいから」
という理由が67.0%で1位だそうです。
このブログでも過去に何回も書いてきましたが、
「こうなるといいな」という未来像は、ハッキリしています。
それは、「制度を使いやすい雰囲気が職場にあること」です。
うちの会社は、これからどう変化するのかな?
この前、人事部門からのヒアリングの話があったので、
そのときにでも、希望を話してみようと考えています。
このブログの関連記事(最近の育児支援策関連):
−東芝、育児手当を増額、配偶者扶養手当を原則廃止(2006年02月17日)
−日産自動車、職場に差別意識がないことが重要(2006年02月17日)
−企業の育児支援、「共働き型」加速(2006年02月16日)
このブログの関連記事(制度はあっても…関連):
−「企業における育児支援制度」に関する調査(2006年02月26日)
−「時短勤務」は女たちをラクにするか(2006年02月23日)
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コメント
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» 今日の日本経済新聞朝刊1面のトップ記事 [mizukiとママの仲良しこよし]
おお!ようやくいろいろ立ち上がったか、、、という気分で見ていました。
「企業、育児支援手厚く 少子化対策相次ぐ」
国内の主要企業が社員の子育て支援策を相次いで拡充し始めた。東京海上日動火災保険やサントリーなどは子供が小学3年生になるまで勤務時間を短縮できる制度を導入、日産自動車は妊娠がわかれば即座に産前休暇を認める。有能な人材を確保するうえで、仕事と育児を両立できる職場環境づくりが不可欠との認識が広がっている。。。ただし、問題はその制度を使いやすい雰囲気かどうか、、、ということだと思います。制度... [続きを読む]
Windyさん、こんにちは☆
今朝の朝刊を手に取ったときは「オッ!」と思いました。
でも、結局、制度があっても利用できる雰囲気がなくては・・・。ですね。
私は個人レベルで、夫婦がお互いを尊重し支えあう気持ちがあれば、組織レベルでも、女性が働きやすい環境が形成されると思っています。
ただ、まだまだ一昔前の思考に男性も女性も縛られているのが現状・・・といったところでしょうか。
投稿: ママレボ | 2006年2月26日 16時51分
こんにちは。まだ産まれていないちゃいです。元気です。
私もこの記事をブログに書きたいので、切り抜いてとってあります。今日はコメントだけ。また記事にしたらTBしますね。
これを読んで、やっぱり「結局政府は企業努力とかいって、民間の力を借りたいだけなんだろうけど、企業は目標は掲げても、それは努力目標であり、達成度ではないんだから、どこまで制度が使えるか?」っておもいました。主人も同じことをいってましたね。確かにないよりはマシ、あるなら、徹底的に利用していき、浸透させるべきだと思います。制度をつかいやすい雰囲気作りは必要ですよね。本当に。
投稿: ちゃい | 2006年2月27日 16時29分