驚き!イー・ウーマンの社則
All About 「ミセスのセカンドキャリア」のガイドサイトに、「憧れ女性に聞く!佐々木かをりさん」というインタビュー記事がアップされました。この記事の中に以下の会話があります。
川崎:ええっ。それは素晴らしい!
佐々木:素晴らしいでしょ(笑)。
ガイドの川崎さんが「素晴らしい!」と驚いたことは何だと思いますか?
それは、佐々木さんの会社イー・ウーマンの社則についてです。
どんな社則なのかというと。
親として要だと思ったときに子供のそばにいることが出来るような親業休暇という制度があるのだそうです。
「素晴らしい!」
素晴らしいと感じたのは、親業を兼務していることを、会社として認めていただけている点です。イー・ウーマンのように会社の休暇制度になっていなくても、年次休暇や積立休暇で休みの代わりはきくかもしれないけれど、会社の方針や周囲の環境に代わりはきかないですから。
それともう一つ、思ったこと。私だけかもしれないけれど、「親業休暇」という名前の休暇だったら、仕事を休むのを自分に納得させやすいかもしれないと思いました。年次休暇で休むよりも、休む目的がはっきりしているし。
佐々木:
私は社長なので、かなり自由に行動できたけれども、その体験が社長の特権になってはいけないと思うんです。同じように社員ができなくては意味がない。ですから、私が先輩として体験し、必要だと感じたルールは、すぐに社則に反映する、ということで私たちの社則には、「小学校とか中学校など、進学前後の2年間に10日間余計に休みが取れる」とか、親として要(かなめ)と思ったときに子供のそばにいることが出来るような親業休暇などといった制度もあるんですよ。
川崎:
ええっ。それは素晴らしい!佐々木:
素晴らしいでしょ(笑)。小学校に無事に入学しても、その後に親を学校に集めてカリキュラムの説明会なんかもありますよね。そういう時間を会社が、事前に確保しておいてあげないと、子供を育てることはできないって思うの。小学校受験に限らず、中学の受験とか高校の受験でも、前夜には、あったかいご飯を作ってあげるかもしれないし、当日は家で待っててあげたり、送り出してあげたり、発表の日は一緒に行ってあげたい、あるいは行きたいという気持ちがあると思うんですよね。親がそういう時間を過ごせるといいなと思います。
引用元: 憧れ女性に聞く!佐々木かをりさん 前編 - [ミセスのセカンドキャリア]All About.
関連情報へのリンク:
イー・ウーマン(ewoman)
佐々木かをりの「今日の想い」
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素晴らしいですね。「親として要と思ったとき」というのが素晴らしい。
今日、この瞬間、どうしても子供のそばにいて一緒の時を過ごしたい、こういう時間は、人生で最大のプライオリティがあるはず。そういう時間の意味を会社が認めているというのは。本当に素晴らしいと思います。
投稿: joewatanabe | 2006年1月20日 18時34分
JOEさん、いつもコメントありがとうございます。
引用させていただいた記事の中の「親として要と思ったとき」の部分を読んで、子育てで何が大切なのかを、改めて気づかせてもらったように思いました。イー・ウーマンの社員の方々は、親業休暇制度の取得条件を読むことで、子育ての力の入れどころを知ることもできるんじゃないかと思いました。
投稿: windy | 2006年1月20日 22時17分
はじめまして。夫の仕事を手伝いながら子育てしてます。佐々木かをりさん配慮はすばらしいですね。こういう会社が増えるといいですね。やはりこういう考えは女性の社長にしかできませんよね。
これからもwindyさんのブログ参考にさせていただきます。
投稿: ゆり | 2006年1月20日 22時41分
ゆりさん、コメントありがとうございます!佐々木さんの配慮、本当に素晴らしいと思いました。
佐々木さんは、支えてくれる人がいない状態で、自分の力だけで会社をつくり、歩んでこられたのだとどこかで読みました。実際にそういう道を経てきた方の言葉には重みがあるなと、いつも感じます。佐々木さんのようなスーパー・ウーマンにはなれなくていいと思っていますが、頑張った先輩ママさんがいらっしゃると思うと、まだまだ私だってやれるんじゃないかと、モチベーションあがることもあります(^^)
投稿: windy | 2006年1月21日 14時34分
はじめまして。
現在、育児休暇中の初心者母です。
仕事への復帰を迷いに迷っていますが、佐々木かをりさんの会社と同じような業界のわが社は、現在女性ばかりの会社で、同じくとても配慮していただいています。
まず、育児休暇は3歳まで取れます。
(といっても、3年休んだら、仕事にはついていけなくなりますが)私は復帰しても正社員の待遇で、月15日勤務となります。
これは夫の仕事時間や休日が異なり、もし私が平日に休みが取れなかったら、同居していても夫とは顔を合わせられなくなるので、私が社長に直談判して勝ち取りました!
復職したら、定時より1時間早く帰ることも可能です。
こんなに素晴らしい環境で、復職を迷うなんてゼイタクですよね。
でも、現実は残業できなくてもテイクアウトのお仕事はもれなくついてきて、徹夜もあり~なんですが、それでも有難いと感謝しています。
こういう会社が増えればいいのに・・。
投稿: ぴま | 2006年1月22日 18時07分
ぴまさん、コメントありがとうございます。社長に直談判ですか、頑張ったんですね。個人の事情を考慮してくださる、とても素敵な会社のように感じました。
復職を迷う気持ちはとても分かります。迷いますよね。私の場合、何が一番いいかなんて答えは出せないしきっと存在しない、だから少しでも満足度が高くなりそうな選択肢を選ぼうと決めて、その結果、復職してみてしまいました(^^;
育児休職中でいらっしゃるとのこと。楽しんでくださいね。
投稿: windy | 2006年1月24日 01時23分