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2005年12月24日

仕事と家庭のバランス重視の社会を

「出生数と死亡数の推移」のグラフ(出典:asahi.com)を見て、少子化傾向をなんとかしなくてはいけないんだなと、深刻な気持ちにさせられました。グラフの傾きだけを見ても、一方は右肩上がり、他方は右肩下がり。このままいくとどうなっちゃうんだろうって思いますよね。

 05年に生まれる赤ちゃんの数が亡くなった人の数を下回り、日本の人口が自然減に転じる見通しであることが、厚生労働省が22日に公表した人口動態統計の年間推計でわかった。1899(明治32)年に今の形で統計を取り始めてから初めてで1万人減るという。少子化を背景に秒読み段階に入っていた人口の自然減の開始は、今春のインフルエンザ流行の影響で政府予想(中位推計)より1年早まった。

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引用元: asahi.com:人口、初の自然減に 少子化進み1万人 05年推計.(2005年12月23日00時51分) ※グラフの出典も同記事 

引用元記事の最後に、阿藤誠・早稲田大学人間科学学術院特任教授(人口学)の話として、以下の話が載っています。

長期的に社会を継続していくためには、少子化の傾向に歯止めをかけるしかない。晩婚・晩産の傾向が進む中で、キャリアを積んだ女性が30代でも子どもを産みやすいように、保育所の整備などの環境づくりや、仕事と家庭のバランスを重視する社会的な合意をつくり上げる必要がある。
引用元:asahi.com:人口、初の自然減に 少子化進み1万人 05年推計.(上記に同じ)

「仕事と家庭のバランスを重視する
 社会的な合意をつくり上げる必要がある」

うまく言い表している言葉だと感じました。
バランスをとることって、何事にも当てはまるんじゃないかしら。

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コメント

 ライフ・ワークバランスだけでなく、何事もすべてバランスが一番大事だと思います。
 食事だって、いろんなものをバランス良く食べることが、結局はベストだし、子供の教育もそうでしょう。

 でも、こういう抽象的なことを言っていても、おそらく日本の少子化は、止まらないんじゃないかな?財政も破綻寸前だし、教育は見通し立たないし、相変わらず自民党は、いろいろ癒着してそうなのに、国民は自民党を支持しているし・・・。

 というわけで、息子には、やはり外国で早く教育を受けさせようかなと、真剣に考えている、今日この頃です。

政治の世界で、いろんな少子化対策をしているけど、なんだか的を得ていないように感じています。
ワーキングマザーの多くが、もっと子供が欲しいけど、失いたくないものがあって産めない、という現状がある事も理解して欲しいと思います...
「仕事と家庭のバランスを重視した」世の中になってくれる事を願います。

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