人口減少、あなたも子どもの頃から知っていたかも
「出生数」から「死亡数」を引いた「自然増加数」は、
2005年は1万人の減少となる見通しだそうです。
統計を取り始めた1899年(明治32年)以来、
初めての減少なのだとか。
「30年前から分かっていたが、有効な手段を準備できなかった。」
と竹中さんは発言されたそうです。
猪口さんは、この難問に取り組んでいるわけですね。
がんばってほしいです。
人口の初の自然減を受け、22日の閣議後の閣僚の記者会見では少子化対策の充実を訴える発言が相次いだ。
川崎二郎厚生労働相は「大きな転換点に立っている。引き続き持続可能性を高めるための社会保障制度改革や、少子化の流れを変えるための次世代育成支援などの取り組みが必要だ」と表明。そのうえで「少子化問題という大きな枠組みの中で消費税問題もとらえてほしい」と強調した。
安倍晋三官房長官は「政府・与党間で協議しながら、強力な少子化対策を打ち出していきたい。総合的な政策が必要」と力説。竹中平蔵総務相は「30年前から分かっていたが、有効な手段を準備できなかった。経済、住居などの問題を総合的にやっていかなければならない」と指摘した。
与謝野馨経済財政担当相は「2010年代初頭に財政の基礎的収支を黒字化できたとしても、労働人口の変化などで、すぐに赤字になることも考えられる」との懸念を示した。猪口邦子少子化担当相は「世論調査や海外での成功事例を根拠に(対策に)メリハリを付けていく」と述べた。 (12:04)引用元: NIKKET NET - 閣僚から少子化対策充実求める発言相次ぐ・初の人口自然減
竹中さんの発言の「30年前から分かっていた」という部分を読んで、
「そんなに前から?」と意外に思いました。
で、ふと思い当たったのですが、
私も小学生のときから、少子化傾向について知っていたのです。
もしかしたら、みなさんも?
小学校の社会科の授業で、
「人口ピラミッド」について、勉強しませんでしたか?
「人口ピラミッドには、つりがね型、紡錘形、ピラミッド型などがある。」
「発展途上国は、ピラミッド型が多い。」
「日本は紡錘型。人口が減っていくことが予測される」
「みなさんが大人になる頃には、
年配の方々が多くなるから税金たいへんかも」
というような話を、先生がしてくださったのを覚えていました。
その頃は、とくに何とも感じていませんでしたけど。
30年もの間、よい対策を講じられてきていない課題。
難しそう。
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