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2005年4月20日

「乳幼児突然死症候群(SIDS)」について

一ヶ月ほど前、元JUDY AND MARYのYUKIさんの1歳11ヶ月のお子さんが突然死したという、悲しい記事を目にした。YUKIさんのサイトにご本人からのメッセージが掲載(2005年3月17日付)されていて、それを読んだ後は、しばらくそのことばかりが頭にあった。私も母親。とても胸が痛かった。
それとともに不安もあった。うちの娘はこのとき1歳10ヶ月。突然死しちゃう可能性がまだあるということ?って。

原因不明で、ある日突然、寝ているうちに赤ちゃんが死んでしまうという「乳幼児突然死症候群(SIDS)」。子供が1歳を過ぎるまで、心配性の私は、SIDSのことをずっと覚悟していた。静かに眠っているだけなのに、本当に息をしているのかどうかを確認するためにツンツンして、起こしてしまったことも少なからずあった。(←心配しすぎ!!)

今回のニュースは、SIDS診断のガイドラインが出されたというもの。YUKIさんのお子さんがSIDSだったのかは分からないけれど、ちょっと考えさせられた。周囲の方がSIDSに理解がないためにお母さんが苦しんだということもあるようなので、今回のガイドラインによって、はっきりと診断結果がでれが、その苦しみも多少和らぐのではないかと思う。

厚労省、「乳幼児突然死」で初の診断基準

 元気な赤ちゃんが寝ている間に急死する「乳幼児突然死症候群(SIDS)」について、厚生労働省の研究班は18日、初めての統一的な診断基準を作成した。窒息死や虐待死がSIDSと誤診されるのを防ぐため、SIDSの診断条件に解剖の実施を盛り込んだ。
 ◆「虐待隠れみの」防止へ◆
 新診断基準では、2歳未満とされていた対象年齢を1歳未満に引き下げた。
(2005/4/18 読売新聞からの引用)

メッセージの中でYUKIさんは、お子さんと過ごした期間を「本当に幸せでした」「精一杯愛しました」と書いている。原因不明の病気のことや予測できない出来事のことをアレコレ考えて不安になるよりも、YUKIさんのように言えるような毎日を過ごす方がずっとイイって感じさせられた。

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