チェッカーズのシングル・ベストアルバム
チェッカーズが解散してから、早いものでもう11年も経ってしまった。フミヤの歌声が大好きで、デビュー直後からファンになった。ベストテンは欠かさずに見たものだった。大学生になってからは、CDをレンタルしてきてダビング。自分でシングルコレクションを作ったりしては、満足していた。
一番のお気に入りは「ムーンライト・レヴュー50s'」
という、アカペラの曲だ。この曲を聴くと、いつも河口湖大橋を思い出す。最初に聴いたのが、河口湖大橋の上を通過する車の中だったからだ。富士急ハイランドのスケートリンクにクラスメイト10人ほどと一緒に行ったときのこと。たまたま同じ車に乗っていた男性陣が、アカペラで歌ってくれたのだ。すごく上手で、恋しちゃいそうなくらいだったので、とっても印象に残っている。この曲を聴くと、大学時代のほろ苦くて切ない気持ちも一緒によみがえってきてしまうけれど、それも大切な素敵な思い出だ。「悲しいときはいつでも歌って僕があげる」
今回発売されるのはシングルで発売された曲を集めたベストアルバム。チェッカーズの曲はいまだにカラオケの選曲率が高いという話を聴いたことがあるし、このアルバムで10年くらい前のことを懐かしく思い出す人も多いだろう。「ムーンライト・レヴュー50s'」はアルバム収録曲なので含まれていないけれど、シングルコレクションを自分で作っていた私としてはやっぱり気になる。
チェッカーズ完全ベスト、全シングル30曲収録(サンケイスポーツ)
コメント